制服とか、退会とか。

仕事


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

荷物が届いた。
デパートの包装紙である。
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デパートなどというものに長らく縁の無い我が家。
何か悪いことでもしたのだろうかと一瞬ビビる。

12歳児の制服だった。

しかし制服ってどうしてこんなに高いのだろう。
確実にワタクシのスーツより高い気がするぞ。
聞けば、今の制服ってタケオキクチなんてのもあるんだって。
毎日、ガシガシ着倒すんだろうし、もっと安くていいんじゃないかなぁ。

ちなみにワタクシ、中高と制服は詰襟。
加えて中学は坊主。
暗黒の時代である。

高校もやたらと規則に厳しい先生がいて、
一度は保健室に連れ込まれて髪の毛を切られたこともある。
今、そんなことしたら大問題だよね。

その先生、具合の悪いことにテニス部の顧問。
ほとんど練習を見ることは無いのだが、
たまに練習に来ると、松原コーチ言うところの
石器時代のフォームを強要する。

「左手をビシッと前に伸ばして、手を合わせるように水平に振る!」

しかも、ワタクシのアディダスのATPモデルウォームアップを見て、
「3本ライン真ん中の線が赤いのは派手すぎる!」って言ったっけ。
超迷惑だった。(苦笑)

そうそう、12歳児の入学準備である。
あと、体操着と夏服と・・なんだっけ?
何かと物入りな春である、ふう。

 

さて、長年通ったジムをやめた。
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以前は平日も行っていたが、職場が変わり朝は時間が取れなくなった。
休日は何とか早朝に通っていたのだが、
最近、何かと忙しくてそれすらあやしくなってきたのだ。

加えて、以前に書いたシャワー設定の経費節減や、
故障したトレッドミルが長い事そのままだったりと
サービス的な不満も生まれてきた。

利用頻度、そして施設、サービス等々。
コストパフォーマンスを考え直してみた。

そして、このレベルのことなら
ジムでなくとも出来るという結論に達した。

冬の間は寒いし暗いしで出来なかったランニングも
日の出も早くなり気温もあがり再開出来る。
ウエイトトレーニングメニューは、ある程度の知識を入れれば
おそらく自重トレーニングで事足りるだろう。
ならば毎月1万円オーバーを支払う必要も無いということ。

 

カウンターで「退会したい」と言うと、
あっさり「あ、そうですか。ではこちらにご記入を」と
退会届けを渡された。

記入が終わり、穴の開けられた会員証を見た。
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2002年から通ってたんだな。
しかもほぼ毎日。

そんなことはフロントスタッフには関係無いだろうし、
そういう会員さんもたくさんいるのだろう。

「退会」という行為は、先月入会した人だろうが、
10年通った人だろうが、手続きは一緒である。

「長らく通っていただいてありがとうございました。
またお時間が出来たら、ぜひいらしてください」
などと言う必要もないのだ。

ちなみに、NTT DOCOMOからソフトバンクに乗り換えた時、
ドコモのオペレーターさんは、
「16年に渡りご利用いただき、ありがとうございました。
またご縁がありましたら、ぜひご検討ください」
と言っていた。

ドコモに戻るかどうかはわからないが、
少なくとも乗り換えの検討から外れることはないだろう。

何かをやめる時って、支払うものに対して
頻度だったり、量だったり、質だったり、サービスだったり
組織だったら、そこでの存在意義とか・・
つまりその価値が見出せないから。

なるほどテニススクールを退会される方もそうなのかもしれないなと思った。
そして、出来ればその理由をお聞きして、事務的ではなく、お互いに残念がって
「感動の退会」をしていただきたいなと思う。

あなたがいなくなってとても寂しい。
またぜひコートでご一緒しましょう。
待っています。

というテニススクールでありたいな。

テニススクールでも、スポーツクラブでも、カルチャースクールでも、
チームでも、組織でも、やめられ際にどんな態度で何が出来るかで
真価が問われるのだと思う。

さて、今日も外を走ってこよう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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