絶品とか、プロフェッショナルとか。

テニス

某所で。

チーズにハチミツがかかっている。
それをクラッカーに乗せて食べるのだが、絶品の味わい。
どこの店?それは忘れました。

さて、プロフェッショナルってなに?って話。

先日のTeam RECスタッフ研修会は神谷勝則氏にお越しいただいた。

神谷氏とは随分と古くからお付き合いさせていただいていて、
前職でも何度か研修に来ていただいたり、
最近では日本プロテニス協会のセミナーをお願いしている。

プロ協会のセミナーはお願いしておきながら、
日程が合わなかったり、遠方で行けずだったりと不義理をしていたのだが、
今回は自社のスタッフ研修ということで、
久しぶりに神谷氏のセミナーを受講することができた。

神谷氏のスタンスで一貫しているのは、「テニスそのものが沈まないこと」だ。
どんな良いレッスンが出来ても、テニスをする人がいなければ、
プレー人口が減って、競技そのものがしぼんでしまえばおしまい。

テニスというスポーツが今、世界のスポーツ界でどのような地位、
どのような動向にあるのか。
それによって5年先、10年先が決まる。

人口減少、少子高齢化の日本でテニスはどうなる。
会うたびに「どう思ってます?」「現状はどうですか?」という話になる。


まずは危機感の共有、そこからテニスの普及のために
私たちが何をすれば良いか、どんな教え方をすればテニスが拡まるのか。
大きなところから、緻密なテクニックまで、考え方はつながっているのだ。

実は神谷氏とワタクシは同い年。
まったく別の場所で別の環境でテニスを経験し、
今、様々な情報交換をさせていただきながら、
シンパシーを感じることが多い。


ドリルや教授法、矯正法に長けたコーチもたくさんおられる。
元名選手で技術があり、素晴らしいデモが出来る方もおられる。
その前段と根っこに「テニスはどうなる?」
「テニス界はどう進む?」がある方は意外と少ないように思う。
(鈴木貴男プロはすべてを持っている数少ない存在だと思う)

そういう意味では、神谷氏はプロフェッショナルコーチだと思う。
ライセンスという意味のプロ(選手・コーチ)ではなく、
概念・存在としてのプロであると感じるおひとりだ。

プロであるかどうかは、資格だけの話ではない。
現役時代から、引退しても、鈴木貴男プロは誰よりもプロだ。
考え方、振る舞い方、気の遣い方、心構え、すべてにおいてプロフェッショナルだなと思う。

神谷氏も考え方、使命感、スタンス、やはりプロフェッショナルだと思う。
テニスにどう向き合うか。
レッスンでもセミナーでもプロとして与えられるものが明確にある。
そのために研鑽を怠らない。
そこが大事というか素晴らしい。

実はワタクシも「プロ」の肩書きを持っている。
しかも30年以上も。
何かっていうと、日本プロテニス協会とアメリカプロテニス協会の
(いちおう)最高位のコーチライセンスを持っているので、
出るところに出れば「〜プロ」と呼ばれる。
(ちょっとゴメンねな感じもあるけど)

神谷氏は主にオンコートのプロフェッショナルだが、
ワタクシは(主にスポーツ)ビジネスでのプロになりたいと思ってきた。
お互いに少し違う形でテニス界に関わっているが、
テニスというスポーツに対する思いは同じくしていると思っている。

まあまあいい年になってしまっているが、
この先のテニスのために出来ることがあるうちは頑張ろうと思うのも
一緒だと思いつつ、今回もたくさんの刺激をいただいた。

この先もお願いごとが続くと思うけど、よろしくお願いいたします!!


セミナーの様子をちょっとだけご紹介。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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