自販機カレーとか、ウッドの思い出とか。

ストリング

話題のこれ。

飲んでみた。

う〜ん、カレー風味なら何でも喜ぶと思ったら大間違いだぜ。
って感じかな。

考えてみたら、スープっぽくするしかないわな。
これはこういうものってことで。

さて、少し前のことだが、テニスをした。

わざわざ「テニスをした」と書くところが、
いかにテニスが出来ていないかってことだけど、
今年はもう少しプレーの機会を増やしたいと思う。

で、その時のこと。

ご一緒した方が、こんなラケットを持って来ていた。

ウッドラケット。
いや、懐かしい。

馴染みのある機種ではないけれど、
まさにワタクシの年代のテニスの原点はウッド。

スポルディング

ワタクシがコーチを仕事にした頃、
スポルディングのグラファイトモデルが身の回りに溢れていた。

なんてったっけな?
CG-20だっけ。

調べてみたら、アン清村が使ってたモデルなのね。
周辺の嫌いな人や苦手な人たちが使っていたので、
悪い印象しかないSPALDING GC-20だけど。

あと、SPALDINGっていうと、ホームセンターの量販トレーニングウェアかな。
これもいいイメージないわ。(ゴメン)

その頃、ワタクシ自身もまだ人間になりきれていないくらい
得体の知れない存在というか、テニス界でもミジンコ以下だったから、
ひねくれてたってのもあったと思う。
スポルディングに罪はない。

という、スポルディングのラケット。

当時で言えば、けっこうなメジャーブランドなんだと思う。

続いて、ドネー。

ビヨンボルグでおなじみのDONNAYラケット。
カラーリングが斬新で、一発でDONNAYと分かるのが特徴。

実はマイファーストラケットは、カワサキでもなく、フタバヤでもなく、
ミズノでもなく、DONNAYだった。
何度か書いたけど。

高校でテニス部、正確にはテニス愛好会に入部して、
先輩がテニスショップに連れて行ってくれて、
ラケット選びを手伝ってくれることになっていたのだが、
それを待ちきれなかった幼馴染のアライくんとワタクシ。

勝手にテニスショップではないスポーツ用品店に行って、
店員さんに言われるがままに買ってしまったラケットがDONNAYだった。

しかもそれは、何とかモデルじゃなくて、「MADE BY DONNAY」と
フレームサイドに小さく書いてある、「INTERNATIONAL」とか、
どうでもいいような名前がついた量産品。

重いわ、太いわ、グリップは安っぽいわで、
「お前らなんでこれ買っちゃたかなぁ」と先輩にバカにされた
テニスデビューの苦い思い出がDONNAYである。

だから、あまり印象が良くない。(ゴメン)

このモデルはどうやら、INTERNATIONAL TENNIS TEAMというらしい。

このへんの怪しさがワタクシのデビューラケットにも通じるところが。

よく見ると選手の名前が書いてある。

ボルグの名前を中心にあれやこれや。
シミオネスクって、後のボルグの奥さんかな。

スパイラルカラーのストリングが時代。
飾りガットも懐かしい。

「使っていいですか?」というと、「どうぞどうぞ」ってことで、ラリーをしてみた。

う〜ん、飛ばないっていうか、フニャフニャに柔らかい。
RAで30くらいかな。
知らんけど。

経年劣化で剛性もずいぶんと落ちてると思うけど、
やっぱりウッドの時代は飛ばなかったんだなぁと実感。

スライスもフェイスに乗ってから、一瞬グインとシャフトが負ける。
その分、大きめにスイングして送ってあげないとネットを越えない。
今のラケットのように、ビシュッ!と振り降ろすだけじゃ、全然飛んでくれない。

トップスピンもパワーロス分を計算して上にあげることが必要。
フェイスが小さいのでセンターで捉えるために多少神経質にならざるを得ないが、
センターで捉えれば回転はしっかりかかる。
たぶん、しなりが大きいので、パワーが出づらいが回転はかかるということ。

しんどいけど、興味深く打たせてもらった。
ラケットの進化ってすごいな。
ウッドラケットの時代だったら、テニスコーチにはなれなかったと思う。
ありがとう、素材革命。

スポルディング、ドネーの良い思い出はないけど、
たぶんその時代、自分自身が良くなかったんだと思う。

それじゃ、PRESTIGEで試合するかなと。
飛ぶ〜!!

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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