ランクルとか、デキる女性たちとか。

仕事

いいわぁ、このランクル。

FLEX AUTOのRenoca チューンかな。
かなりお金かかってるはず。(なので、無理)

さて、能力のお話。

相変わらずの人手不足である。
アルバイト募集媒体のみならず、この2年間は新卒採用サイトや
人材紹介会社への登録、人材発掘サービスなども利用しているが、
なかなか思うような結果が出ていない。

まったく採用が出来ていないわけではないのだが、
最終的には何らかの繋がりの中での採用が多い。
つまり採用サイト経由ではないってこと。

そもそも何万社も登録しているような大手新卒サイトで、
テニスコーチという職種や社名を直接調べて申し込んでくる学生はまずいない。
とはいえ、この土俵に乗っていないとまずはスタートラインに立てないし、
選考過程での利用場面もあるので、安くはない費用を掛けて登録している。


そんなわけで、新卒に限らず、様々な採用サイトの担当者の方々と話す機会が多い。
ミーティングは100%リモートだ。
コロナの時期はもちろんだが、今もすべてリモート。
互いの移動時間も削れるし、とても助かる。

で、これまでの担当者、全員が女性。
しかもほぼ全員20代。
「何歳なの?」と聞けるわけもないのだが、最初に担当する時の資料には
自己アピールページがついていることが多く、
「テニスはしたことはないですが、体育会出身の運動大好きっ子です」
や「入社2年目、若さで全力で頑張ります!」などと書いてあるので、
おおよその年齢がわかるのだ。

何社もの担当者とミーティングしたが、どの担当者も恐ろしくデキる。
簡単なアイスブレーク(世間話)から始まり、マーケット状況の説明、
学生の動向、そして現在の問題点から改善提案、こちらのニーズの聞き取りまで、
まったく淀みなくスマートに進行する。

しかも事務的でなく、非常にフレンドリーにだ。
これは相当のトレーニングを受けているのだろうなと思いながら、
「どんな訓練してるんですか?」と聞きたくなるのをぐっとこらえたり。


一昨日は転職サイトの担当者とミーティングをした。
ミーティングに出てきたのは最初に話をした営業担当者ではなく、
ページ制作部のディレクターなる女性。
掲載を申し込んだ後なので、ページ制作のためのインタビューということらしい。

年齢はおそらく20代中盤。
お名前からアジア系の方。
ルックスはフレーム大きめのメガネをかけたインスタグラムでもたくさん見るような
今時の女子という感じの方。
こういうこと言うと怒られるかもしれないけど、カワイイ。

このTさんとのミーティング、最初に言われた予定時間は90分。
長い!そんなに話すことあるのか?

と思っていたうえに、日本の方ではないのでどうなるかと思いきや・・・
流暢な日本語で、本日のメニューから始まって、マーケット状況の説明、
そして本題のインタービューでは、会社の方向性や採用したい人のタイプなどを
的確に質問してくる。

そして答えたことについて、さらに突っ込んで聞いたり、
「こういうことですよね」と的確に整理してページに落とし込むから、
単に聞きたい項目をメモして順番に質問しているわけではないことが分かる。

なにこの子。
メッチャ仕事デキる。
この若さで、まさに目から鼻に抜ける感じの対応、恐るべし。

何度も、「Tさん、何年目なんですか?」「この会社が一社目ですか?」など、
聞きたくなるのを抑えつつ、あっという間に90分が過ぎた。

リクルート業界の皆さんが優秀なのはわかっていたけど、
群を抜いて頭がいいなと思ったTさんだった。

「的確な質問をする」って実は難しい。
相手が答えにくい聞き方をしてはいけないし、的を外してもいけない。
よく「聞く技術」と言われるけど、これがデキる人はそう多くない。

そして「聞かれたことに答える」
これが出来ない人の何と多いことか。

長くなったのでこの話は別に機会に譲るが、
頭が良いってこういうことなんだなと思ったミーティングだった。
そしてこの業界ってレッドオーシャンだけど、
それだけに生き残っている人は優秀なんだなと思った。

スゴイわ、◯ン転職さん。
勉強になりました。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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