鳥とか、「答えないでっ!」とか。

仕事


ヒッチコックの映画に「鳥」ってのがあったけど、
これだけいると鳥って怖いよね。
(写真以上にすごい数がいた)

いっせいにこっちに向かってきたらどうしようと思いつつ、
ダッシュでその場を離れた。



さて、近所のコンビニ。

正直、ホスピタリティはない。
オーナーやスタッフさんがかわってもそれは変わらない。
何故だかかはわからない。

ここ1年くらいは店員さんが品出しをしていて、通路をふさぎっぱなしが増えた。
通ろうとしても退く気配もなく、とても買い物しづらい。

さらには「揚げたてのチキンいかがっすかぁ〜!」とひとりが大声を出すと、
ブックオフよろしく全員が同じ雄叫びをあげる。
レジで接客をしながらそれをする。
つまり目の前のお客様に向かって大声を出すのだ。

こんな接客、誰が考えたのだろう。
たまに新人さんが入ってくると、多少レジは遅いが愛想は良い。
ただ、そういうスタッフさんは気づけばいなくなっている。
そういうことが望まれない店なのだろうと思う。


先日、e+で購入したライブチケットを発券するために店に行った。
端末に購入番号を入力し、QRコードつきのレシートを出し、レジへ。

レシートを出すと、胸に研修中の名札をつけた若い男性店員が慌てたように奥へ。
そして戻ってきて言う。
「すみません。今、チケットがプリントアウトされない障害が出ていまして」

あれま、それは困った。
ちなみにこのレシートには、
「30分以内に発券してください。それ以上経過すると無効になります」
と書いてある。

若い店員さんは申し訳なさそうに、
「このお店ではなくセンターの方の障害らしく、どうして良いのか・・・」
と謝る。

「じゃあ、システムの復旧を待つしかないですね。
ただこのレシートに30分以内に発券しないと無効ってありますけど、
それは大丈夫なんでしょうか」

このまませっかく買ったチケットが無効になってはたまらないし、
明日のライブまでに発券出来なかったらどうなるのかは当然知りたい。

若い店員さんが口を開こうとしたその時、隣のレジのおばさん店員が叫んだ。
「なにも分からないんだから、何も答えないで!」

耳を疑った。
何も答えないって・・・
会話の途中で、この状況について質問しているのに、黙れってこと?
じゃあ、このやり取りはどこにいくのか?
お互いに黙ったまま立ちつくせと?

たしかに大元のシステム障害ならば店ではどうしようもないだろう。
ただ、レシートがどうなるのか、再発行されるのか、
なぜ発券できないのにレシートを引き出す端末を動かしているのか。
分かる情報を伝えるのが普通じゃないのだろうか。

それをお客様の前、会話の途中、「何も答えないで!!」と叫ぶって・・・



結局、センターに電話をかけ続けているらしい別の店員さんが出てきて、
「レシートは発券処理をしなければ、また出せます。
電話もつながらないので原因がわかりません。
申し訳ないのですが、復旧をお待ちいただくしかありません」
との説明をしてくれた。

ならば時間をおいてまた来るか、別の店に行ってみるかと思った。
明日のライブまでに発券できればいいんだし。

研修中の若い店員さんは申し訳なさそうに謝った。
叫んだ女性店員は何もなかったかのように別の仕事をしている。

人を人とも思っていないこの女性店員。
このコンビニ全店がこうだとは思わないが、
この店に限って言えば、昔から徹底してこうだ。

ワタクシ、利用者側になっても、仕事として迎える側になっても、
お客様は神様だとは思っていない。
相当の対価を支払って利用契約をしている対等な間柄だと思っている。
だから理不尽なことは言わないし、聞かない。
ただ人としておかしいならば戦う心積もりもある。
ただただお客様は神様ではないが、お客様もスタッフも人間である。
「何も答えないでっ!」にはその思いはあるのだろうか。

ちなみにチケットは別の店で無事に発券できた。

どうしてこんなことで心がささくれ立たなければいけないのだろう。
みんな対等な人間だよね。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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