品性は細部に出る|ファミレスで考えた“育ち”の話

テニス

乾プロがITFダブルス優勝で喜んでいたら、
次の日、小泉煕毅プロが同大会でシングルス優勝!

素晴らしい。
小泉プロは大学生から4月にプロになったばかり。
Team RECでプロデビューをした新人だが、あっという間にタイトルを獲った。
いいぞぉ。

そういえば、Team REC所属になると優勝するって流れがあったっけ。
鈴木貴男プロ、菊池玄吾プロもそうだったかな。
久しぶりの良い流れはうれしい限り。

小泉プロ、川橋プロは今週はITF軽井沢に出場。
頑張れよ〜!
観に行きたいなぁ。

さて、先日、某ファミリーレストランに入った。

皆がよく知っているイタリアンのお店だ。

時は夕刻、遅めの昼ごはんである。
一人だったので2人掛けのテーブルに案内された。

隣のテーブルにはサラリーマン風の若い男女。
男性が奥で女性が手前に座っている。(この時点で若干の違和感)

奥側の椅子に座ろうとしたのだが、男性が足を延ばしていて通れない。
ちょっと立ち止まったらさすがに足を引いた。

テーブルに座って顔を上げたら女性が視界に入った。
そのパンツスーツの若い女性は、靴を脱ぎ、椅子の上であぐらをかいていた。
まじか!

とういうことで、その時のディテールをAIにイラスト化してもらった。

男性の上半身と下半身の向きがおかしいけど、まさにこんな状態。

仕事終わりなのだろうか。
しかしアルコールは飲んでいないようだ。
シラフでこの状態って返ってすごすぎる。

投げ出された足に不快感を覚えつつ食事をした。
若いとか若くないとかそういう問題でもないように思う。
この場で足を投げ出す、靴を脱いで椅子にあぐらをかく感性がわからない。
お里が知れるとはこのことじゃないだろうか。

やっぱり人って品性だと思うのよ。
立ち居振る舞いとか話し方とか、食べ方とか。

ちなみにワタクシは特に話し方はきれいでありたいと思う派。
「むずい」「はずい」「ワンチャン」的な言葉は使わない。
ら抜き言葉も基本的には使わない。
どこでも、どの年代に通用する言葉を使っていたいと思うタイプ。

そりゃ昔は若さの特権的な振る舞いもしていたと思うけど、
いつの頃からか、全方位的に通用する振る舞いが大事なんじゃないかと思うようになった。
歳をとったということなのかもしれないけど、美しい日本じゃなくなるのはちょっと。(大げさ)

で、こういうことを言うと、「価値観の押し付けだ」
「古い」「自由でいいじゃないか」という声もあると思う。

もちろん、自由だ。
好きな格好をして、好きな座り方をして、好きな言葉を使えばいい。

ただ、自由って“どう見られても構わない”覚悟込みなんだと思う。

例えば、テニスコートでもそう。
技術以前に「なんか感じがいい人」っている。
挨拶をするとか、ボールを丁寧に渡すとか、相手への配慮が自然にできるとか。

逆に、どれだけ上手くても、挨拶しない、人のプレーをくさす、態度が雑。
それだけで一気に評価は下がる。

結局、人は“細部”に出る。

高級レストランでだけマナーが良い人より、
ファミレスでも自然に振る舞える人の方が品がある。
誰も見ていない場所に、その人の本質って出る気がする。

たぶん今回、妙に引っかかったのも、「楽だからそうしてます」という空気が、
周囲への意識ゼロに見えたからなんだろう。

別に完璧なマナー人間になりたいわけじゃない。
自分だって抜けているところはたくさんある。

でも、人に不快感を与えないとか、場に合わせるとか、最低限の美しさは持っていたい。

そういう感覚って、学歴でも年収でもなく、
その人の“育ち”とか“知性”とか“余裕”に近いものなのかもしれない。

・・・なんてことを、ファミレスのパスタを食べながら考えた夕暮れ時。

いやしかし、あぐらは強かったなぁ。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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