ユル〜くとか、YONEX REGNA インプレ!とか。

買い物


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

休日、妻と近所のモールへ。
必ず立ち寄るハワイアンショップ。
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夏に向けてTシャツを買った。
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ワーゲンバスがいい雰囲気だ。

ついでにアロハチックなショートパンツ。
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この夏はこれを着て、ユル〜い感じで過ごそうと思う。
というか、そもそもこれまでも好きなことを好きなようにやって、
ユル〜い感じで生きてるんだけど。

これって、いいのは本人だけかもしれないなぁ。
まあ、これからもあまりカリカリせずにユル〜くいきたいものである。
(各方面からお叱りをいただきそうな予感も)

 

さて、ヨネックスさんから発表になった話題の新機種、REGNAである。
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この専用ロゴがいかにも高級そうな雰囲気を醸し出しているが、
実際、まず話題になるのは、43,000円という価格。

ヨネックスさんによれば、上代設定ありきではなく、
製造工程において、最高のものを求め、
それを積み上げた結果の価格だそう。

つまり手間も含め、それだけの価値があるのだよということらしい。
実際、月産本数も200本程度という少なさ。
もちろん、日本工場での生産である。

 

YONEX REGNA
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■フェイスサイズ:98平方インチ
■ウエイト:310g
■バランス:315mm
■ラケット長:27インチ
■ラケット厚:21.5-22.0-21.0mm(ヘッドから)
■グリップサイズ:G2・G3
■価格:43,000円

先日の発表会はヨネックス本社で行われたため、説明のみで試打は無し。
ヨネックスさんが満を持して上市した最高級モデルが
どんな味付け、打ち心地なのかが気になったいたところ、
案外早くその機会に恵まれた。

試打会場はレックインドアテニススクール上石神井
ヨネックスさんが2本だけ持ってきてくれたのだ。

 

早速、打ってみた。
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フレームは薄めの仕上がり。
シャープさを感じさせるシェイプである。

デザインも高級機種にふさわしく落ち着きつつも戦闘的。
日本刀的な切れ味を予感させる仕上がりである。

310gはちょっと重過ぎるんじゃないと思ったが、
実際にラケットを振ってみるとまったくそんなことは無い。

実は発表会の時、ヨネックスのM山さんに
「設定、重すぎないですか?」と素直にぶつけてみた。
するとM山さん、「全然感じませんよ。バランスが絶妙ですから」。

その時は「またまたぁ」と思ったのだが、実際その通りで驚いた。
バランスポイント315mm以上の操作感の良さである。

 

そして打球感。

これは明らかに違う。

粘りと打ち出しが高次元で融合している。
粘りと言うか、しなりなのかな。

とにかくしっかりしなって、しっかり粘る。
なのにシャープにボールが飛び出して行く。

これがこのラケットの開発キーワードの
「捻れもどり」というヤツなんだろうか。
確実に粘る感触と球離れが両立している。
高密度カーボンのなせる業、味付けなのかもしれない。

この感触、ウッドラケットでテニスをはじめた
ワタクシのような世代にはなんとも言えないものがある。

高校生の頃、粘りよりも球離れが欲しかったワタクシは
比較的固めのウッドラケットを使っていたが、
それでも今のラケットに比べれば、粘りとしなりは強い。

その粘り感の周辺要素を削ぎ落として、
もっさり感を無くし、クリアな粘りのみを残した感じ。
そして直後に鋭くボールが離れていく様は、
コクがあるのにキレがあるってところだろうか。
(ビールかよっ!)

このシャフト部分が大きなキモであることは間違いない。
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フェイス先端部にいくに従って剛性が増すフレーム、
そしてシャフトの復元力が絶妙だということだろう。

スピンはカッチリ引っ掛かっる感じがある。
粘りもありつつだが、極端に転がす感じは無い。
つまり、短いスイング幅でもしっかり回転は掛かるイメージ。
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シャフトが粘る一方、フェイスが程よくボールを突き放しながら
引っ掛けてくれる。

ヘビーに押すスピン、ショートクロスに落とすスピン。
どちらも、打ち手の思ったようにというか、
打った通りに飛んで行く。

必要以上にパワーアシストを感じさせないのも
このラケットの特徴なのかもしれない。

サービスの振り抜きも良い。
フェイスが大きくなく、フレームも厚すぎないからだろう。
鋭く振り抜くけるメリットは大きい。

ある意味、特殊で普通なラケットだと思った。
特殊というのは、粘りと球離れがこんなにバランスが取れるのだなということ。
そして普通というのは、ラケットの粘りってこんな感じだったよねということ。

ウッドの時代を知るワタクシたちには
懐かしい感情とラケットの進化の両方を感じられるモデル。
ウッドを知らない方にもコントロール性に優れた
粘りと飛びが両立したバランスの良いラケットだと思う。

あまりヨネックスさんのラケットを使ったことは無かったが、
このREGNAはそそられる1本だった。
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ということで、ワタクシのバックハンドである。
振り抜きが気持ち良い。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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