牛?とか、春季リーグ開幕とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

道路脇に黒っぽい大きな物体が。
DSC_1151

動いている。
なんだ?
DSC_1148
大きな牛である。
車ギリギリの距離で繋いである。
しかも細い杭とロープ1本で。

牛が本気で引っ張ったら簡単に抜けそうだ。
あの角で突っ込まれたら・・・ちょっと怖かった。

 

さて、そんな牛のいるここはどこかというと、
埼玉は大宮健保グランド。

河川敷の広大な敷地に野球場やテニスコートが無数に配されている。
構内路には桜も咲いていてのどかな雰囲気。

だが、この日は春の戦いの初日。
東京実業団の春期リーグが始まったのだ。
IMG_7926
我らレックは順調に3部まで昇格。
目指すは日本リーグ。
さらなる高みを目指し戦う。

 

この日の相手はNTTドコモさん。
会場に着くなり、井原コーチが叫ぶ。
「げっ!先輩が二人もいます」

井原コーチの高校は関西のテニス名門校。
当然、その先輩も大学ではインカレだそうだ。

ここまでの勝ち上がりでも、元インカレ選手は何人もいた。
しかし3部まで来ると、その比率も高くなるのは道理。
そういうものだと思って戦うのみである。
DSC_0883

恒例の円陣。
DSC_0885

 

試合が始まった。

ダブルス2は茢田・梁元
DSC_0900

昨年はレック大躍進の立役者となった茢田コーチ。
DSC_0932
「神様、茢田様」と言わしめたポイントゲッターである。

JOP挑戦中の梁元コーチ。
DSC_0922
ランキングも二桁に入り、さらなる上を目指して修行中。

試合はフルセットに縺れ込む。
相手チームは井原コーチの先輩ペア。
このダブルスで確実に勝ち星を上げてきたっぽい。
DSC_0892
ベンチコーチには成田主将も入る。

最後は振り切り、フルセットで勝利。

 

ダブルス1は井原・中川。
DSC_0937

レックのNo.1を張る井原コーチの実力は折り紙付き。
DSC_0903
そこまで打たなくていいよってくらい打ちまくっていた。

それに触発されたか、中川コーチ。
DSC_0935
もともとハードヒッターではないので打球はそこそこだが、
気合いは半端じゃない。
ずっと「ふぅー、ふぅー」と怖い顔をしていた。

あまりの気合いでなのか、チェンジコートで
「井原クン、どういうのがいい?ボレーがいい?
オレが引き立て役になるからさ。なに?ボレー?」
とまくしたてていたら、井原コートがひと言。
「中川さん、相手に聞こえてます」(爆笑)

「あ・・・わざだよ。作戦ね、作戦」と言い訳していた
中川コーチの顔が若干焦っていたのをワタクシは見逃さなかった。

そんな楽しい一幕もあったが、ストレートで勝利である。

 

シングルス3は宮田コーチ。
DSC_0991
昨年のビネスパルでの活躍を認められ実業団デビュー。

元々が天然タイプなのか、緊張した様子も無く、
明るくポイントを積み上げていく。
DSC_1002
こちらも圧勝でストレート勝利。

 

シングルス2は梁元コーチ。
DSC_1030
ダブルスで対戦した相手である。

シングルバックハンドでメッチャ打ってくる。
一発当たったショットはエース級の威力。

ただ、体力がついていかなかったらしい。
途中から息切れして、すべてをハードヒットとはいかなくなった様子。
ポイント毎に膝に手をついてゼエゼエと喘いていた。
このへんは社会人リーグの宿命かなぁ。
やっぱり継続的にやっていないと厳しいんだな。

結局、ストレートで勝利。

 

そしてシングルスNo.1は井原コーチ。
DSC_1097
高校時代の2学年上の先輩との対戦。
高校時代は勝った事が無いと言っていた。

「やりづらいっす」と言いながら容赦なくハードヒット。
DSC_1088

こちらも継続性の問題なのか、ストレート勝利。
DSC_1139

 

5−0の全勝で初回戦勝利である。
DSC_1143
スコアは的には圧勝だが、相手も「全敗は初めて」という程強かった。
3部リーグのレベルを覗けた初戦だった。

まだ戦いは始まったばかり。
確実に勝ち星を重ねて2部昇格を決めたい。

応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP