雑貨屋とか、コーチャブルとか。

仕事

通勤時のウォーキングは適当にコースを変える。

なんか雰囲気の良い店があった。
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なに売ってるんだろう。
今度、行ってみようっと。

って、どこだっけ?これ。

 

さて、なんとも腹に落ちた話。

アスリートの為末大氏がこんなツイートをしていたのを見つけた。

実際のところコーチングが機能するかどうかは、コーチよりも本人の謙虚さが影響する。英語でコーチャブルと呼ばれ、松下幸之助翁が素直さと呼んだものは同一だと私は思う。受け入れるなら万物は師となる。受け入れなければコーチすら敵になる。素直さを阻害する最大の感情は恐れだ。

— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) December 21, 2019

 

結局、コーチングが機能するかどうかは受け手側の問題。

松下幸之助翁も、
「学ぶためには素直さが必要。そうすればすべてが師となる」
と言っておられるということ。

確かに。

 

このツイートにたどり着いた記事(Apps&Books)によれば、
アップル再建の際のスティーブ・ジョブズへのコーチングをはじめとし、
様々なビジネスマンにコーチングをし、1兆ドルコーチと呼ばれたビル・キャンベル氏は、
「コーチングを受け入れられる素養がある」人にだけコーチングを施したらしい。

つまり最初から聞く耳を持たない人は相手にしなかったということ。
提案しても「それは難しい。なぜなら・・」と言い訳が先に立つ人。
新しいことに出会うと、「やたったことがない(だから出来ない・やらない)」と考える人。
そして、コーチングを受けるかどうかを「どんなコーチかによる」と答えた人はバッサリ切り捨てたそうだ。

簡単に言うと、「言っても無駄」な人は最初から相手にしない。
コーチングが機能しない人のオファーは受けないということだ。

コーチングを受けいられる人だけにコーチングをすれば
成功率は著しく上がるはず。
もちろん、コーチングが正しいことが前提だけど。

前述の為末氏、そして松下幸之助翁が言う通り、
受け入れ、学ぶ姿勢を持つものだけが伸びるのだ。

 

たしかに、若手スタッフの評価や採用の規準も
「一緒に仕事が出来る人物か」だったりする。
それを別の言い方に置き換えれば「素直さ」だったりする。

さらに言えば、指導や注意、忠告、成功も失敗も素直に受け入れ、自分の糧にできるか、
その素地がありそうかどうかが見極めにおいては大きかったりする。

 

何か新しいことをやってみようと提案したりする。

ワタクシの場合、最初は「指示」ではなく「提案」でノックすることが多い。
「これやれ」と言われてやったものって、魂が入っていないと思うから。
自ら「これ良い」「すべき」と思って動いたほうが、確実にクオリティが上がるから。
もちろん、賛同してなくても、やるべきことはやってもらうけど。

ノックに対して最初の反応は様々。
「うーん」「忙しいし」「出来まかねぇ」の言い訳、逃げ系。
「面白そう」「やってみますか」「方法考えてみます」のポジティブ系。
実行に移したとして、どっちがより成功に近いかは明白。

 

「それは違うでしょ」ってことで、叱ったり指導することもある。
(いちおうそんなこともする)

注意される、叱られる、指導されるのはわかっていること。
まず最初に相対した時点でどんなスタンスを取っているか。

「いや、そんなことは(ない)」
「自分はこういうつもりだった」
「こう言ったと思うのだけど」

言い訳、逃げ系、はたまた逆ギレ。

叱られているということだけで頭がいっぱいで、ひたすらガードと逃げ。
こうなると、もう本質まで辿り着くことは出来ない。

 

何が原因だったのか、何が悪かったのか、
事実を分解し、分析し、どう改善すれば良いのか。
出口を見つけることが出来ない。

叱られることへの耐性低いのだろうか。
謝罪を悪だと思っているか、謝ったら負けだと思っているのか。
とにかくガードポジションを取り続ける。

ちなみに、問題があるのなら、まずは謝罪の言葉は必要だと思う。
謝ろうとせず言い訳を並べ始めたら、「まず謝罪はしよう」とは言う。
しかし望む本質は謝罪ではない。
欲しいのは原因究明と再発防止サウ。

語弊があるかもしれないが、謝罪なんて心からの1度でじゅうぶん。
ずっと申し訳なさそうな顔も必要ない。

欲しいのは、受け入れて一緒に次を考えること。
「現実を受け入れる素直さ」で成長が決まるような気がする。

 

最初に戻る。
ようは「どう受け取るか」だ。
もちろん、「どう伝えるか」の問題もある。
しかし世界一のコーチも、松下幸之助翁も、為末大氏も「学ぶ姿勢」と言っている。

ワタクシ、コーチングなんて立派なことはしていないし、
仲間と一緒に走っているだけだけど、成長は必須。
素直に学ぶ姿勢が無いと成長はないのは真理だと思う。

仕事だから「相手にしない」は出来ないが、
どんな反応、どんなスタンスを取っているかで、
「これじゃ伸びない(よ)」と思うことはある。

書いていてだんだん自分も苦しくなってきた。(苦笑)
ワタクシも叱られるのは嫌いだ。
指摘や指導を受けた時、一瞬ガードポジションを取ってしまうこともあると思う。
しかし冷静にそこから学ぶ姿勢を取れるようにしたい。

「叱られちゃった」だけしか残らないのはもったいない。
どっちに転ぶかは自分次第なのだ。

この話、もっと奥が深く多岐に渡っていた。
自分なりに掘り下げて考えてみたい。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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