OPENとか、聞き方とか。

仕事

2018japantennisleague2ndbanaer
応援よろしくお願いします!

 

DM
IMG_1795
開け口にOPENと書いてあるのに
そこからキレイには開かない。

絶妙なストレス。
企業イメージにもボディブロー的なマイナスだと思う。
この封筒、やめた方が良い。

 

さて、話を聞くって難しい。

指示を出すのも技術が必要だけど、
話を正しく聞くのも相当の技術が必要だと感じる今日この頃。

ワタクシの所属するチーム(事業部)にも
それなりの人数のメンバーがいる。

共通言語の使用と情報の共有。
つまり報連相はチーム戦のキモだと思っているので、
よく話をする、話しやすい文化のチーム運営を意識している。

ともすれば、指示を出す、話し方に意識のウエイトがかかり、
報告や相談を受けたりについては、受動的になりがち。
つまり、意識的に何らかを働かせて聞くことを忘れがちになる。

 

聞き方には2つのタイプがあるのかなと思う。
「情緒的」「論理的」だ。

どちらも良い部分と悪い部分がある。

情緒的(感情優先)に聞けば、
相手の気持ちに寄り添えるかもしれない。

一方、冷静な判断や指示がしづらいように思う。
また、感情がシンクロしている時は良いが、
一旦、感情が反目すると修正し難い溝が生まれる危険性もある。

論理的に聞けば、短時間で正解に近づけるかもしれない。
一方で、それはあまりに機械的で冷たく感じられるかもしれない。
感情的なシンクロが無いと、人は心からは動いてくれないという話もある。

どちらが良いということはないのだろう。
両者をうまく組み合わせることが
聞く技術が高いということかもしれない。

それができれば、「聞く」ではなく
「聴く」に昇華出来るかもしれない。

 

聴くことが下手になったかもしれないと思う。

寄る年波なのか・・アウトプット(指示や発表)が多くなり、
誰かの話をじっくり聞き込む機会が減ってくる。

相手の意見を聞きながら、自分の主張が頭を支配し始める。
「それってどうなんだろう?」
「ちがうんじゃない?」
「自分ならこうするけど」
などなど。

心のどこかで自分の主張のタイミングを待っている。
それでは話の後半はもはや頭に入っていないんじゃ。

だから、意識して「聴く」ようにしている。
どちらかといえば「論理的」に。
情緒的に聞くと、途中で口を挟みたくなるからだ。

 

誰かが報告をしてくれている。

話す先から、「ありえない」「それはない」「違うんじゃないか」と
口を挟めば、もう報告をする気は無くなるだろう。
もちろん、報告も仕事だから、最後まで報告をしてはくれるだろうが、
そのクオリティが高いものになるとは思えない。

だから途中で口を挟まないように意識をして聴くようにする。

口を挟むのは、
「それはどういうこと?」
「その理由は?」
「そこ、話が繋がっていないんじゃない」
などの短い質問のみ。

話のすべてを理解するという目的を果たすための行為に限定する。

より精度の高い報告にしてもらうためのアシストとしての
質問のみに特化し、すべてを話してもらう。

「そりゃ違うだろ!」と言いたくなるような話でも我慢する。
最後の結論まで聞いてから、判断し、意見を言う、指示を出す。

ともすれば、黙って聴くことや、自分とは違った考えに苛立ち、
途中で話を切りたくなることもあるかもしれない。
自分と意見がまったく同じ人のほうが少ないから、
苛立つ方が多いかもしれないから、そこは修行だ。

とにかく聴く、とにかく話してもらう。
相手の話を一刀両断に切り捨てない。
それって、すごく大事なことだと思う。

話の途中でこまごまと指摘や否定が続けば、
報連相の文化は崩壊するだろう。

「どうして報告できないのだ?」の半分は
聴く側の責任かもしれない。

*根本的にコミュニケートが出来ない人もいるので、
どちらの責任だとは限定は出来ないけど。
ちなみにコミュニケーション能力はとても重要な能力だと思う。
この能力が低いのはある意味致命的なので、
低い人は本気で努力をすべきだ。

話の途中で、結論を出してしまってはいないか。

自分の中の結論と違う方向に報告が進んだ途端に
話を切って、自分の思う方向に持っていってはいないか。

相手が事実を冷静に伝えようとしているのに
感情で応えてしまってはいないか。

報告は事実を聞くためにある。
その事実に立脚した報告者の結論、意見まで聞いて
はじめて報告〜判断〜対応という目的にたどり着き、
仕事が成立する。

風通しや闊達な意見交換を求めるのなら、
それを実現するために自分がすべきことがある。

出来てるかな。
ちょっと・・いやかなり足りないかも。
チーム運営する上での大きなテーマである。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP