指示とか、取材とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

CM。
若手男性社員が篠原涼子演じる上司に言う。

「プレゼン資料、見てもらっていいですか」

「大丈夫見たから」

「えっ?」

「キミの頑張ってる姿をね。だからまかせた」

颯爽と去っていく女性上司。

ちゃんと見た方がいいって!
というか、ちゃんと見てあげないと。
と、いつも心の中でつっこむワタクシである。

 

先日、ボスからこんなことを言われた。

「最終的には指示を出すのだ。
何かあったら責任は指示を出した自分に来るようにする。
そのために明確に指示という形を取ること。
上司として部下に任せるというのはそういうこと」

たしかにその通りだと思った。

「思うようにやってごらん」は相手に責任を持っていくこと。
何かあっても責任を取ってあげられないかもしれない。
いや、いざという時の責任逃れに使う人だっているかも。

自分の業務範疇においてはすべての責任を負うつもりではいたが、
そのためには「指示」という判子が必要。
考えさせられたというか勉強になったひと言だった。
うーん、深いぜ。

 

さて、ある日、スマッシュさんのAさんから電話。

Aさんは、アガシ、グラフとテニスをさせてもらった
ラスベガスツアー以来のお知り合い。
その後、何度か特集ページの依頼などをいただいた。

ここ数年、ワタクシはテニスクラシックさんに
記事を書かせていただいたりで、仕事ではご無沙汰だった。

「ご無沙汰してます。取材にご協力いただきたいのですが」

「私に出来ることならもちろん」

「テニスの基礎解説なのですが」

「もちろん大丈夫です」

「で、若い女性がテニスを始めたくなるような『爽やかな若い』コーチをお願いします」

「爽やか・・・ですね。わかりました」

なるほど、そういうオファーなのね。(苦笑)

ということで、ボスやWさんとコーチ選定ミーティング。
『若く爽やか』な会社の顔だから、なかなか難しい。

ボスが「オレがやろうか?」(絶対言うと思った)というのを
さらりとかわし、ようやく段取り。
原稿などをチェックさせてもらい、ようやく撮影当日である。

 

撮影はレックインドアテニススクール上石神井のお隣、
東京グリーンテニスクラブさんにご協力いただいた。
(Tオーナー、いつもありがとうございます)

ということで、今回爽やかコーチに認定された井原コーチである。
IMG_1937

「なんで自分なんですか?お客様に、ボク爽やかですかね?って聞いちゃいました」

「消去法だ。気にするな」

「やっぱり・・・」

とにかく撮影開始である。

IMG_1931

編集部の指示に従い、テキパキと取材は進む。
IMG_1935

微妙なグリップなどは、「これでいいっすか?」と
ワタクシに目で聞いてくる井原コーチ。
まったく問題ありません。
IMG_1934

取材は無事に終了。
IMG_1933
来月号のスマッシュさんには爽やかなコーチが解説する
テニス基礎コーナーが掲載されているはずである。

ぜひお手に取って、そのままレジに進んでください。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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