つけ麺とか、いいのか?とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

高島平インドアで打ち合せ。
移動前に食事をしようとDRKさんが言う。

ついたのはここ。
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2回目である。

前回、DRKさんが食べていたトマトつけ麺がこの店の(DRKさん的)イチ押し。
トマトがちょっと・・・なワタクシに「食べろ」と強要する。
仕方が無いので、オーダーした。
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おっ、イケルんじゃない。
つけ麺ていうか、ほとんどイタリアンだね、これ。
タバスコもついてるし。

こんなつけ麺もあるんだなぁ。
また来てみよう。

 

さて、東京都実業団4部リーグも最終戦である。
これまで一度も負け無しでここまで上がってきたTEAM REC。
4部リーグも3勝し、この最終戦を勝てば3部昇格である。

最終戦の相手は名前を聞けば誰でも知っている家電メーカーだ。
が、当日はあいにくの雨。
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コートには行ってみたものの、止む気配がない。

天気予報も良くなかったので、
夕方から高島平校のインドアコートを押さえた。
前日、相手チームに「天気が悪そうなので夕方からインドアをとってあります」
とメールを送ったのだが、返事が無い。

当日朝、相手チームから電話。
「無理ですよね。中止にしましょう」

実はこちらには中止に出来ない理由があった。
そしてあちらには中止にしたい理由が。

この対戦、リーグ事務局指定日とデ杯が重なっていたので、
ナショナルチーム応援は外せないと、日程変更を申し出ていた。
リーグ戦は振り替え出来るが、TEAM RECというか、テニスマンとして
デ杯は外せないよねってことである。

で、リーグのルールだと、指定期間に対戦が実現しなかった場合、
最初に日程変更を申し込んだチームが全敗負けにになる。
つまり、このまま流れると、TEAM RECは不戦敗。
相手チームは不戦勝になる。

互いに全勝でここまで来ているため、勝った方が3部昇格。
負ければプレーオフだ。

当然相手チームもTEAM RECの戦績は調べている。
試合をしないで勝てる方が良いに決まっている。

「もう無理ですね」という相手に
「インドアを押さえたとメールしたのですが」と言うと、
「夕方は無理です」と言う。

「では来週はいかがですか」
「来週はちょっと」
「再来週は?」
「そこもちょっと」

まったく試合をする気が無いようだ。
それを聞いて、ワタクシたちの甘さに気付いた。

実業団リーグって、テニスで競いたいから出るものだと思っていた。
当然、互いに日程を調整して、試合をして勝敗を決めるのが当然だと。
だって、そのためのリーグだから。

ルール的に戦わずして勝つ方法を駆使するなんてのは、
まったくワタクシたちの頭には無かったのである。

結局、相手チームは最後まで「今日のこの時間以外無理」の一点張りだった。
そしてTEAM RECの不戦敗が決まった。
初めて星を落としたわけである。

仕事を調整し、最終戦のために集まったメンバー。
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残念ながら作戦負けである。
プレーオフを頑張るしか無い。

「そこも跳ね返して上がれなければ3部では戦えません」とは梅田コーチ。
そりゃそうだ。

 

そういえば、以前の試合でもこんなことがあった。

ワタクシたちが会場前に集まっていたら、
学生風のテニスウェアの若者が声を掛けてきた。

「すみません。○○さん(対戦相手社名)ですか」

「いえ、レックですけど。どちら様ですか?」

「あ・・・○○(対戦相手社名)です」

明らかにおかしい。
自分の会社を「さん」付けで呼ぶのもおかしいし、
慌てて自分はそこの人間だというのもおかしい。

その後、チームから少し離れて携帯をいじっていたワタクシに
驚くべき会話が聞こえてきた。
その若者の元に相手チームメンバーが。

「はじめまして」

「あ、○○さんですか。はじめまして」

「今日は突然スミマセン」

どう考えても登録メンバーじゃないと思った。
それとも大手商社だから、別部署の人間は知らないのか?
一度も一緒に練習も試合もした事が無いのか?

試合前、選手が並んでのオーダー発表。
「シングルス、×××」と相手キャプテンが読み上げるも
誰も一歩前に出ない。
ちょっと間があって「あ?オレっすね」という感じで挨拶。
来ているTシャツのプリントも年齢的に合わない学生大会の年号入りだし。
どう考えてもおかしい。

登録メンバー以外の助っ人を使えば当然失格である。
身分証か名刺を見せてくれと言おうかと思ったが、そこはガマンした。

その若者は自分の出番が終わったら、仲間の試合も見ずに会場を後にした。
何か釈然としないままに試合は勝った。

 

後日、リーグ運営に近しい人に聞いた。

対戦日程変更を申し込んだ時点で不利になるんだよ。
そのままのらりくらりと試合をしないで勝ちを狙うチームがたくさんある。
変更を申し出た時点で、コートは自分たちでインドア押さえなきゃ。
相手は試合しなくてもいいんだから。
そういうものなんだよ。

助っ人を使うチームも実はたくさんある。(と思う)
そこまで相手が突っ込まないから分からないだけ。
もちろんバレれば失格だけどね。

まあ、甘かったね。
力があるんだからプレーオフで上がって来てよ。

 

確かにワタクシたちが甘かった。
週末、レッスンを休むのは大変な中。
選手も苦労し、現場も大変な思いをしながら選手を送り出す。

前回は彼を招集したから、今回は現場的に無理だよねとか。
あの会場だったら、レッスンに間に合うから
試合が終わったら戻してあげられるなとか。
そんな思いをしながらメンバーを揃え、戦っている。

だから助っ人とか、試合をしないとか、まったく頭に無かった。
それがテニスの試合だと思っていた。
しかしルールはルール。
確かにTEAM RECは負けたのだ。

プレーオフ、この日はメンバーを揃えるのが過去最大にキツい。
ここが試金石である。
やるしかない。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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