サチモスとか、立ち位置とか。

最近のお気に入り。

サチモスの”STAY TUNE”

なんか聞いたことあると思ったら、CMで使ってたのね。
とても良かったので、他の曲も聴いてみたけど、すごく良い。

色んなジャンルのテイストが詰まった、
いい意味で捉えどころがない感じが気に入った。
休日の午後にまったり聴くとか、
夜のドライブのBGMなんかに合うそうだ。
ドライブなんてしないけど。

CD、揃えるかぁ。
久々に良い出会い。

 

さて、しばらく前のこと。
「大いに不満だ」とその人は言う。

久しぶりに一緒に入った新宿のBar。
バーボンを前にして、そんな言葉から話は始まった。

「何がですか?」

「どうしてそんなに後ろへ下がろうとする?」

「前に出ると面倒だからです」

「面倒?」

「目立てば、叩かれたり、引っ張れられたりしますので」

「いいじゃんか。それだけのことやってるんなら」

「地味にいい仕事したいんです。
給料はたくさん欲しいけど、ポジションは要りません」

「それはないな。ポジションと責任と報酬はセットだ」

うーん、今日は退いてくれなさそうだ。

 

「何がそうさせるのだ」

「仕事はちゃんとやります。
与えられたミッションは期待以上の結果を出したい。
それは約束します」

「それは分かる。
あなたがウチに来てから、たくさんのことが変わった」

「でも、そうして頑張ると、ある時点から尻尾を踏まれたりする」

「なんで?」

「そう言うことが面白くない人もいるってことです」

「悪いけどウチは違う。少なくともオレとしてはもっとやれって思うんだけど」

「もちろんやりますけど、目立つのはちょっと。
昨日今日入ったような立場ですし、影からしっかり支えます」

「6年目にもなって何言ってる。のんびりさせる気ないから」

 

どうも、社内的に引き過ぎらしい。
仕事そのものは引いてはいないし、むしろ逆のつもりなのだが、
様々な場面で前に出ようとしないのがよろしくないそうだ。

ハーパー12年のロックをお代わりした。
ボスはソーダ割りを3杯目だ。

 

とにかく余計なことを気にせずに、もっとやれってことらしい。
もちろんワタクシもそのつもりでやってきているし、これからも変わらない。
目立ちたいとか、そういう要素はあまりないってこと。

最終的な評価は周囲が勝手にするものだし、
次代に残るのは人じゃなくて仕事っていうか成果の部分だと思う。

この会社のメンバーに加わる時に言われたこと、ミッションを忘れたことはない。
全てはそこに向かって動いているつもり。

どこに名前が出るとか、自分がどうなるとかは
ひとまず置いておいて動き続けようと、
あらためて心に決めた新宿の夜。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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