紅葉とか、反応から対応とか。

仕事

近所のイチョウもすっかり・・

いよいよ冬ですなぁ。

さて、事件は現場で起きてるんだ!

といったのは、青島刑事(織田裕二)だけど、
実際、たくさんのことが現場で起きている。

そんなことあるかいなというようなトラブルも多発。
そしてその対応が回ってくる。

トラブルの報告はあまり嬉しくはないが、報告が来ないのはもっと問題。
報告を受けた瞬間、正直なところ心の中は・・・
「またかよ!カンベンしてよ」
「なんで同じようなことを何度も繰り返すんだ?」
「ああ、もうヤダヤダ」
そんな気持ちにもなる。

もちろんそれを口に出すことはない。
それをしても、何ら事態は変わらないし、
そもそも報告している側がいちばん分かっていることだから、
上位者が感情のままにそれ言うことで良いことは一つもない。

とはいえ、何も言わないわけにもいかないから、
「う〜ん、多いですね」とか、「困りましたね」とか、
とりあえずの言葉を発することになる。

特に遅刻に関しては、なんといってあげれば良いかわからない。
「お客様はあなたのレッスンを楽しみに来ている。それを裏切ってはいけない」
くらいのことしか言えないし、改善策だって、目覚ましを複数用意してくらいだ。
いまだに遅刻者からの謝罪、報告に上手い返しが見つからない。
だれか教えてくれませんか。


とまあ、とにかくトラブルは起こるわけで、それに対して動かなければいけない。
叱責や文句で感情をぶつけている暇はない。

まずは何をしなければいけないかが最優先。
謝罪。それは大事。
しかし、ただ謝るだけでは意味がない。
問題の本質を探り、発生した原因まで掘り下げて、再発防止策を見つけ出さないと、
ただただ謝罪しているだけになってしまい、謝られた側も納得出来ない。

何より、何度も同じようなことが繰り返れるのは、仕組みにも問題がある可能性が高い。
「いい加減にしろよ!」と怒っても、いい加減にはならないのだ。

もちろん、同じ人間が同じようなトラブルを何度も起こすこともある。
その場合も何故それが起こるのか、それはその人特有の何かがあるのかを探り、
可能な限りの対応をしなければいけない。
叱って良くなるなんてことははまずないのだ。


ということで、得てしてトラブルが起こると、
周囲も当事者を責めたくなるのだが、少し考え方を変えれば、
自分もチームの一員として対応側に回らなければいけないことが分かるだろう。

「困ったものです」とか「迷惑です」と言っている場合じゃなくて、
どうやってこの状況を解決するかが、今すべきことなのだ。

そんな当たり前の行為を発動するのは難しいのがトラブルなんだけど、
感情ではなく、やらなければいけないことにフォーカスして
淡々と且つ誠意を持ってことにあたろうと思う、今日この頃である。

一瞬、頭には来るけどね。
人間だもの。(苦笑)


ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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