AIRMAXとか、育児休暇とか。

仕事

これもAIRMAXなのか。
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ちょっと違う気がする。
AIRMAXはやっぱり’95かなぁ。

 

さて、「改正育児休暇法」が成立とのこと。

さらに育児休暇が取得しやすくなったそうだ。
今回は男性も取得しやすいような法改正がなされた。

・分割取得可能

・休業中でも一定量働ける

・企業側から男性従業員への確認が義務化

・申請期限は2週間前に短縮

・大企業は男性従業員の育児休暇取得率の公表義務化

お役人さん、分かってないなぁというのもあれば、
そのほうがいいよねって思う項目もある。

これで出生率が上がるとも思えないけど、
取り組みをしていくことは大事なことだ。

 

ワタクシは育児休暇賛成派である。

ウチも子供達が小さかった頃はけっこう大変だった。
小さい頃から保育園に預けたのだが、子供ってしょっちゅう熱を出す。

自宅で検温して、保育園で検温して、37.5度を超えていると預かってもらえない。
自宅で微妙な体温の時はもう祈るような気持ちで保育園での検温である。
リミットを超えていたら、子供はお持ち帰り。
じゃあ、誰が見るの?状態。

ワタクシは現場(コート)を離れていて、もうレッスンをしておらず
本部スタッフだったので、ある程度の融通はきいたけど、
それでもどうにもならない時もあったりして、
遥々、福島県から母親に来てもらったこともあったっけ。

ある年齢を過ぎると憑き物が落ちたかのように丈夫になるんだけど、
それまでは一族総決起であたらないとってところもある。

如此く、子育ては大変。

そんな思いもしているので、育児休暇には賛成派。
世の保護者がちゃんと子育てのための時間が取れるのが理想だと思っている。

 

ワタクシの草野球仲間は20年ほど前に育児休暇取った。
しかも、世界に名だたるメガ商社の社員なのに。

当時は男性の育児休暇はめずらしかったし、
商社ってところは体育会的な風土もあるから、
おそらく企業側にとっても青天の霹靂だたっと思う。

しかし、彼はそれを選んだ。
そして復帰。
結果的に彼は商社を辞めた。
復帰後の処遇や反応が原因だったような。

まだそんな時代だったんだな。
今はそんな時代ではないし、復帰後の地位保証も法律で担保されている。
現実は分からなないけど。

あの頃、こんな制度があったら、ワタクシも育児休暇をとっていたか・・

とってないな。
仕事との両立はマストだと思ってたし、その当時のボスも
「いつもフルで動いているんだから、自分で調整すればよし」
と言ってくれていたし。

 

実は今の会社、育児休暇を取得しているスタッフもいる。
もちろん男性社員だ。

前述の通り、ワタクシは賛成。
ウチの会社も育児休暇を取れるようになったか。
それはそれで感慨ひとしお。

あとは、その権利を行使する側のことかな。

普段から頑張っていて、自分の権利と仲間の権利を大事にして、
お互いに助け合ってチームメンバーとして頑張ってくれているなら、
仲間たちも、「しっかり子育てしてこいよ!」と送り出すだろう。
そうでなければ・・・・というのが、こういう場面で大事なことだと思うのだ。

会社は法令遵守、コンプライアンスを大事にしている。
当然ながら育児休暇も拒否はしないし、より皆が働きやすくて、
生きがいを持って、ワークライフバランスを保っての
生活ができることを目指さなければいけない。

それは制度上、法律上のこと。
人の感情はそれでは括れない。

それぞれがこれまでどんなスタンスで、どんな貢献度、協力度で頑張って来たか。
それが見えれば、気持ち良く送り出すし、見えなければ、「勝手なやつ」と思うだろう。

応援してもらえる自分であること、応援できるチームであること。
最終的にはその人がどんな仕事をして来たかがすべて。

会社はどんどん法律でがんじがらめになっていく。
労働者保護は今後も加速していくだろう。

今回の法改正も現場の皆がどんなスタンスでチームプレーをしているかで
仲間の反応も変わってくるはず。

育児休暇も、体調不良のお休みも
頑張るアナタだから、応援してもらえるんだよね。
「大丈夫!オレたちに任せて、しっかり休んで」って。

それがうまく回るチームをつくろう。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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