中華そばとか、箸とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

年末、近所でラーメンを食べた

ワタクシは辛い系のつけ麺。
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パンチの効いたつけダレがナイス。
ボリューム的にもじゅうぶんである。

妻は中華そば。
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最近はやたらと特徴を出したラーメンが多い中、
こんなメニューもあるのねと思いつつ、ひと口もらう。

完璧にオーソドクスで尚且つ美味い。
まさしく中華そばである。
基本形がこれだけ美味いから、つけ麺も美味しいのかな。

また行こうと思う。
空いてる時間に地元にいることはほとんど無いけどね。

 

さて、松原コーチのブログを読みつつ、
「去年は松原さんのセミナーに行けなかったなぁ」なんて思った。

松原さんのブレの無い理論は定期的に確認しておきたいのだが、
昨年はどうにも調整がつかずセミナー参加はかなわなかった。

で、松原さんのお話を思い出した。

ずいぶん前のことだったなので、記憶が若干あやしくなっていて、
ワタクシの脳内でアレンジや増幅されている可能性が高いのだが、
序盤のお箸の話は松原さんから聞いたのだと思う。

 

お箸を使うのに私達は苦労しない。
では、その感覚はどこにあるのか?

きっと箸先に感覚が集中しているはず。

箸を使い始めて何十年ものベテランの大人は
グリップ(持ち方)どうだったっけとは思わないし、
ごく自然に箸先に感覚が行くはず。
道具ではなく、まさしく手の延長という感覚である。

お箸を使い始めたばかりの子供は、
持ち方やその道具の長さに慣れる作業が必要。
箸先に感覚が宿り、手の延長になるにはしばらく時間がかかる。

〜この先の論理展開の記憶があやふや〜

ではラケットの感覚はどこに宿る?

お箸で持ち方や箸の長さは意識しないで済む通り、
ラケットという道具ではその長さやグリップが感覚の主ではないはず。
フェイス、またはヘッドに感覚があるのが正しい。

昨日今日ラケットを握ったわけではない経験者は
ヒッティングポイントまたはトップ(ヘッド)部に感覚を置いて
スイングしている。

グリップも重要だが、ヒット(ボールを打つ)ということにフォーカスすれば
やはり感覚は先端部をどう動かす(振るか)かになる。

 

〜「ヘッドを振る」と仰ったのは、もしかすると神谷コーチかもしれない
そのあたりはあやふやで、あちこちで聞いた話を
自分なりに消化してつなげてしまっているのかも〜

 

何れにしてもグリップを動かすのではなく、
ボールをヒットするためにトップ部に感覚を持ってくる。
箸を使うのと共通の感覚のように思う。

 

「初心者が最初に対峙する最大の違和感は
ラケットという道具の長さと重さです」

これは、かつて日本プロテニス協会のヘッドテスターだった
平野三樹さんから25年ほど前の研修合宿で聞いたこと。
手の延長になっていない状態のことである。

もちろん、ワタクシもトップ部に感覚を置いているのだと思う。
それはラケットを持たない素手振りでも同じで、
手の先に無いラケットは無意識の認識下に存在している。(と思う)
少なくともスロート部を振っている感覚は無い。

ということで、ある程度自然にヒッティングポイントの距離に
感覚を置くことが出来るのがラケットという道具を
使いこなしているということなのかもしれない。

 

さてさて、そんな理屈を活用したものがある。

ゴルフである。
(ゴルフかよっ!)

ワタクシ的なゴルフ経験値から言えば、
クラブの扱いはおそらく4歳児の箸使い程度。

つまり自分の手先はおろか、
道具として扱えている状態には程遠いのではと考えた。

なんせ、止まっているとはいえ、あんな小さなボールを
あんな長い棒の先の、あんなに小さなフェイスでヒットし、
あんなに遠くまで飛ばすのである。
そりゃ、手の延長にするのは並大抵では無い。

ということで、せめてその感覚を自然にではなく
意識的に持ってみようと考えた。

ドライバーはちょっと違うのだが、アイアンショットの時
意識をクラブヘッドというか、フェイスへ、もっと言えば
リーディングエッジに持っていき、ヘッドを2〜3回小さく上下に動かす。

ゴルフはスイングやフォームがとても重要という頭があるので
ワタクシの場合、意識がヘッド部になかなかいかない。
もしかしてそれがミート率の悪さなのかもと思い、
意識を置く場所を変えてみたのだ。

これを始めてからアイアンのミート率が上がった。
当社比で約30%アップである。(ホントか?)
じゃあ、もとはどれほど当たってなかったんだよって話だけど。

これがいわゆるコツってやつなのだろうか。
とはいえ、ちょっと油断すると忘れてしまうので
毎回、「ヘッド、ヘッド。フェイスね、フェイス。でエッジ」
と呟かなければならないのだけど。

まあ、ゴルフクラブが手の延長の感覚になるには
まだまだ相当な道のりが待っていそうだということである。
そもそもそれほどに経験値を積み上げていないし。

そんなわけで、松原さんのお箸の話から
アイアンショットが少し良くなってきたという話である。
(合ってるのかな?)

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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