テニスをはじめよう!(「好きだから上達する」の続き)

そんなわけで、テニスをはじめることにしたのだが、
さて、どんなふうに始めれば良いのかということになった。

Ken’sにお世話になろうかとも思ったのだが、
以前、旭コーチとこんなやり取りがあったのを思い出した。

 ワタクシ 「Ken’sにウチの子、入れようかなぁ」

 旭 「勘弁してください・・・(微妙な笑い)」

 ワタクシ 「何でだよ」

 旭 「レッスン中、ずっと見てられそうで、プレッシャーが・・」

そういうものか?
普通、どこの親御さんでも見るだろうが。

別の日。

 ワタクシ 「Ken’sにウチの子、入れようかなぁ」

 澤村 「どうぞ、どうぞ!ボクが思い切り鍛えてあげます!」

 ワタクシ 「本当に思い切りしごかれそうっていうか、
        仕事の恨みを子供にぶつけられそうだからなぁ」

まあ、もともと場所的に送り迎えが厳しいから、
Ken’sの通うのは難しいんだけど。

以前、長塚京子プロとこんな話をした。

 長塚 「コーチのお子さんはテニスしないんですか?」

 ワタクシ 「ウン、してないね。
        本人がやりたいって言ったらやらせるけど。
       でも、どこに通わせるとか難しいしね」

 長塚 「何、言ってんですか!コーチが教えてあげれば良いんですよ!」

 ワタクシ 「いやぁ、だって、親が教えると冷静じゃないっていうし」

 長塚 「そんなことないです!
      最初は親がベッタリで仕込んだほうがいいですよ。
      私もそうだっだし」

 ワタクシ 「そんなもんか?でも、オレはいやだなぁ」

世界ランク28位までいった長塚京子プロに言われても、
まだ、疑問が残るワタクシであった。

とにかく、どこかのスクールで取っ掛かりだけでもと、
現実的に通える、近所の総合スポーツクラブを見学に行った。
全国チェーンのスポーツクラブである。

親切なフロントの女性に案内されて、子供と一緒にコートへ。
やってる、やってる。
ちょうどジュニアの時間だ。

案内のフロントスタッフに聞いた。

 ワタクシ 「どのクラスからはじめるんですか?」

 フロント 「ここの半面のスポンジボールのクラスです」

 ワタクシ 「次は?」

 フロント 「あまり弾まないボールの隣のクラスです」

 ワタクシ 「普通のボールを打てるクラスに行くには?」

 フロント 「何年か頑張ってもらってですね~」

見れば、タダでさえ狭いコートの半面に子供たちがひしめいている。

1時間のレッスンで、いったい何球打てるのだろう?
小学生なのに、半面でどれほど動けるのだろう?
それで、どれほど上達出来るのだろう?
家の前まで、送迎バスが来るのは魅力だけど・・・

しかし、見れば見るほど、疑問が沸いてきた。
子供は、「テニスやってみたい」と言っている。

しばし、考えた後、こう言った。

 「ここも悪くないんだけど、あんまり上手にならないかもしれない。
 本当のテニスボールを打つまでに時間が掛かりすぎるし。
  ということで、お父さんがテニスを教えることにします!」

ああ、言っちゃたよ。
まずは、コート探さないと。
さて、どうなることやら。

(もう少し続く)

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