その1皿は会社そのものだ。

仕事

近所の海沿いで。

JEEPミーティングがあるらしい。
いいわぁ、JEEP。
憧れの1台だな。
RUBICONのデカールがなんとも言えない。


さて、昼ごはんにスシローに行った。

注文したものが流れてきた。

冗談でもヤラセでもなく本当である。
実はこの前に頼んだ皿もひどかった。

「スシローの盛り付けが酷い」

SNSで検索してみたら、同じような例がたくさん出てきた。
写真を見ると、確かにちょっとアレだ。
ネタが斜めだったり、シャリから落ちそうだったり、軍艦が崩れていたり。
まさに。うーん。

たしかにこれは、写真映えという意味では厳しいかもしれない。

でもね。ちょっと思ったのである。

昔、テニススクールで新人コーチの研修をしていた頃。
ボール出しが曲がる。
説明が分かりづらい。
声が小さい。
そんなことは日常茶飯事だった。

でも、お客様から評価される人とされない人の違いは意外とそこではなかった。
「一生懸命さ」が伝わる人は残る。

逆に技術は高くても、手を抜いているように見える人は支持されない。

もちろん技術は大事。
でも、それだけじゃない。

飲食店も似ている気がする。
スシローほどの規模になると、全国で何百店舗もある。
さらにキャンペーン期間になると、大量のお客様が押し寄せる。
「スシローの日」として、通常の約2倍サイズの中トロなどを展開していて話題になる。

そんな中で、すべての商品を完璧な見た目で提供するのは、なかなか大変なことだろう。

もちろん、「お金を払っているのだから綺麗に出してほしい」。
これは正しい。
ワタクシもそう思う。

寿司は味だけでなく、見た目も大事な商品価値だ。
盛り付けが雑なら改善すべきだろう。

ただ、SNSで拡散される写真を見ると、
たまたま出てきた1皿だけで店全体を評価しているケースも少なくない。

人手不足、原材料高騰、採用難。
飲食業界はいろいろ大変そうだ。
その中で、100円台で寿司を提供し続ける企業努力も相当なものだと思う。

テニススクールでも同じ、たった1回のミスで、「このコーチはダメだ」と言われることがある。
でも実際には、その裏で何百回も良いレッスンをしている。

人はどうしても、良かった99回より、悪かった1回を覚えてしまう。

今回の件、盛り付けは改善した方がいい。
それは間違いない。
でも、「だからスシローは終わった」みたいな話になると、ちょっと違うかなとも思う。

むしろSNS時代は企業にとって「品質管理」だけでなく、「期待値管理」が重要なのだろう。

期待を超えれば称賛される。
期待を少し下回れば拡散される。
なかなか大変な時代である。

自分のビジネスに当てはめると、一部でもこんな品質はあり得ない。
どこを切り取ってもそれが企業の品質なのだ。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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