2週間ほど前から、首の調子がおかしい。
回らないほどでは無いのだが、じっとしていると何だか重い。
なんとなく、何かが引っかかって。重い感じ。
首を動かすと、「ゴキッ!」と骨が鳴る。
医療関係の家人に、「血栓とかあるのかな?」聞くと、
「血栓だったら脳に酸素が行かないから、こんな普通じゃいられないはず」
とのこと。
しかし、確実に具合は悪い。
ネットで調べたら、「ギックリ首」とか「首のベルニア」なんかもあるらしい。
やっぱり一度病院に行ったほうが良いだろうか。
さて、もうすぐ夏休み。
ウチの草野球チーム、普段、野球だ飲み会だと
遊んでばかりな罪悪感を払拭するために
夏休み期間中は原則活動休止、
家庭サービス強化月間ということになっている。
最近の子供たちは、あまり自分の住む町のこととか、
世の中にどんなお仕事があるとか、あまり知らないらしい。
それでは、7・8月は社会見学月間として、
色々な体験をさせてあげようということに。
当初、初回企画案は、千葉の街が一望出来る
ポートタワーに登って、自分たちの住む街を知ろうってことだった。
ところが、そこは色々な人間が集う野球チーム。
JAL勤務の仲間がJAL飛行機整備工場見学ツアーを企画してくれた。
飛行機って言えば、男子が小躍りして喜ぶマストアイテム。
加えて、メカ好きの大人たちの食いつきも良い。
そんなわけで、急遽、羽田空港のJALへ行くことに。
普通じゃ入れない場所に心も躍る。
この整備工場見学、知る人ぞ知るツアーらしく、
普段はほとんど予約でいっぱいらしい。
この日も、上海の中学校などが見学に来ていた。
注意事項を真剣に聞く子供たち。
JALのつなぎを着ているのが、JAL勤務のチームメイト。
なんかすごくカッコ良いぞ。
野球の時の500倍くらい凛々しい。
しかも奥様は、キャビンアテンダントだ。
うらやましいぞ。
まず通されたのがロビー。
なんでも、ドラマ「アテンション・プリーズ」の撮影は
この場所で行われたらしい。
上戸彩・・・興味ないけど。
コックピットシュミレーターなんかもあった。
先を争って、いじりまくる子供たち。
実はワタクシも遊びたかったのだが、大人の理性で譲った。
重い扉を開けて、いよいよバンガーへ。
ちなみにこの整備庫はバンガーと呼ばれるらしい。
(さっそく使ってみた)
広い!
奥の飛行機の収まり具合を見てもらえば、その広さが分かると思う。
バンガーの先は滑走路。
足元のレールから先には、絶対に出ないように指示された。
踏み越えた瞬間に捕まるらしい。
そりゃそうだ。
特別に、ツールを保管している部屋に入れてもらった。
特殊工具に釘付けの子供たち。
ちなみに、飛行機の操縦席のガラス撥水剤は「ガラコ」。
市販されていない様々な素材や特殊技術をもって撥水性などの
実験した結果、結局ガラコが一番良かったらしい。(苦笑)
ボートのエンジン整備なんかにも良さそうな
ツールやパーツがたくさんあった。
盗ってないよ。(当たり前)
なんか、キムタク主演のドラマ「GOODLUCK!」みたいだぞ。
こんな近くまで寄らせてもらって、良いのか?
感動。
となりのバンガーでは、さらに大きな機体が整備中だったが、
あまりの大きさにカメラに収まりきれず、何がなんだか分からない
写真になってしまった。
それだけ、近くに寄れたってことだけど。
案内人が友人ってこともあって、突っ込んだことも
遠慮なくあれこれ質問出来きたので楽しかった。
子供たちも、いつも会っているお父さんだから、
緊張せずに質問できたようだ。
あれやこれやと、通常の見学ルートでは見ることの出来ない
場所なんかも見せてもらいつつ、昼食は社員食堂だ。
すべてのメニューが300円台。
安い!うらやましい。
毎日来て良いですか?(ダメです)
しかし、飛行機のエンジンの仕組みって難しい。
話を聞いても、半分も理解できなかった。
次回があれば、もう少し突っ込んで聞いてみよう。
子供たちも大喜びだったが、実のところ
一番楽しんでいたのは、他ならぬワタクシだったかも。
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