ジャパンオープンのブース。

クラフトビールかぁ。
雰囲気も良いし、めっちゃ惹かれた。
もちろん飲んでません。
さて、仕事のお話
ワタクシ、数年前から採用関係にも携わっている。
主には新卒、第二新卒、中途の採用である。
首都圏、いや日本中のテニススクールは人手不足に悩んでいる。
この5〜6年は悩んでいるというよりも喘いでいるという表現が正しいだろう。
とにかく壊滅的に人が足りないのだ。
何が足りないか?
それはアルバイトコーチである。
更に言えば、大学生のアルバイトコーチが激減したのだ。
そもそも若年層の数が減っている日本においては当たり前のことなのだが、
大学生が真面目に勉強するようになったのもひとつの要因。
いや、真面目に勉強するのは大変結構なことなのだが、
大学の単位取得などの制度もちゃんとしてしまったのだと思う。(笑)
昔は、出席カードが配られたら名前を書いて、仲間に渡して、
横の窓からそっとトンズラなんて普通だったけど、
おそらくもうそんなシステムではないし、
出席日数や成績もしっかり管理されているのだと思う。
あらためて言うけど、ちゃんとしてしまったので、遊びのバッファが少ないのだと思う。
実際、我が家のふたりの子供たちを見ていても、
そんなにちゃんと学校に行き、家でも勉強するのって感じだし。
昔のテニススクールには、授業も出ないでスクールに来て、
スタッフ同士や社員コーチとずっと練習している学生アルバイトがわらわらいた。
「学校大丈夫なの?」とこっちが言いたくなるような。
現在のテニススクールはインドアが多くなり、システム化されてコートの空きが極端に減った。
つまり、「空いてるコートで練習していいよ」がほぼなくなった。
練習するなら営業終了後のコートでというのも、労働環境の整備で閉館時間も決められ、
社員がいつまでも残れないので、早々に退館しなければいけない。
その昔は深夜まで練習させてもらったのだけど、そういう文化は消えつつある。
思えば、あの頃、相手をしてくれた社員の上手なコーチたちは超ブラック勤務だったのだろうなぁ。(笑)
そんなこんなで、大学生のアルバイトが激減したのが、ここ10年くらいのトレンド。
一年中「人が足りない」「誰かいい人いない?」と言い続けていたテニススクール業界は、
更に人手不足で厳しい状況に陥っていた。
そこにとどめを刺したのがコロナ。
コロナ禍で大学が休講、リモートになり、
アルバイトコーチの刈り取り場だったサークルが壊滅状態になったのだ。
あの数年で学生アルバイトの状況は完全にノックアウト状態になった。
実はスクール現場でのアルバイト確保は現場の役割り。
本来は「現場でなんとかしてね」なのだが、そうも言っていられない状況になってしまった。
アルバイトが足りなければ社員が穴を埋める。
そして埋め続ける。
結果、体力的にも時間的にも厳しくなり、本来打つべき手が打てない。
時間外手当は支給されるとはいえ、労働基準法に定められた上限におさまらないなどの問題も噴出。
なにより、先の見えない状況に社員が疲弊していくのが厳しい。
この状況は、現在もあまり変わっていない。
首都圏、いや全国的にコーチ不足の声は今も変わらない。
そんな中、テニススクールという業態の構造、採用方法を変えないと立ち行かないと考えるのが普通。
しかし、なかなかそのような手を打てる事業者は少ない。
そもそも、採用戦略に人員を割く余裕もないことが多い。
ではトップがそれをというのも、トップは経営という仕事があるので、
方向性にGOを出せても、実務を担うことは難しい。
学生アルバイトが激減しているのはどの業界も同じ。
飲食系などの時給が爆上がりしていることからも、
来るのを細々と待っていては立ち行かないことがわかるのだが、
テニス業界は完全に出遅れてしまっていた。
問題意識はあるのに手が打てない。
アイデアが出ない。人員と頭が割けない。
このままではテニススクール事業そのものが崩壊するのではという局面がコロナ終期にあったように思う。
では、どうするか。
長くなったので、その辺りは次の機会に。
ちなみに数は非常に少ないが、
人が足りているテニススクールも確実に存在するのも事実なのだ。
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