AIは答えはくれる。でも、覚悟はくれない。

仕事

マリーンズ・ブラックサマーウイーク2026

千葉ロッテマリーンズの夏のイベント。
選手が未来的な特別ユニホームを着用し、球場全体で音楽や花火、フェスのような演出を楽しむ夏の大型スペシャルイベントなんだそうだ。
スタジアムでは花火や特別なグッズが販売されるとか。
こういうファンイベント、プロ野球界はとても上手。
見習わなきゃ。

さて、AIシリーズはまだ続く。

前回は、「AIは部下には向くが、上司には向かない。」
そして、「AIはコーチにはなれても、監督にはなれない。」なんてことを書いた。

今回は、その締めのお話し。

AIは答えをくれる。
でも、覚悟はくれない。
これが一番大きな違いだと思う。

AIに質問すると、
旅行の計画。
新規事業。
プレゼン資料。
ブログの構成。
練習メニュー。
何でも数秒で出てくる。

昔なら一週間悩んでいたことが、数分で形になる。
本当に便利だ。
でも、便利になったからといって、決断が楽になったわけではない。

例えば、新しいスクールを作る。
AIは市場を分析してくれる。
立地も調べてくれる。
料金設定も提案してくれる。
損益シミュレーションまで作ってくれる。

でも、家賃を払うのはAIじゃない。
銀行からお金を借りるのもAIじゃない。
もし失敗したら責任を負うのもAIじゃない。

そこには必ず、人間の覚悟がいる。

テニスでも同じ。

試合前に、
「今日はバックを狙われます。」
「この相手はフォアが弱いです。」
「ファーストサーブの確率は〇%です。」
AIなら、いくらでも教えてくれる。

でも、30-40、マッチポイント。
サービスを打つ瞬間、ラケットを握っているのは、自分しかいない。

誰も代わってくれない。
だからスポーツは面白い。

だから経営も面白い。
答えを知っていることと、実行することは、全く別の能力だからだ。

最近思う。
昔は情報が足りなかった。
だから本を読んだ。
人に会った。
セミナーへ行った。

今は逆だ。
情報が多すぎる。

AIに聞けば、十個も二十個も答えが返ってくる。
だからこそ必要なのは、「何を知るか」ではなく、「何を選ぶか」なのだと思う。

そして、選ぶということは、捨てるということでもある。

あれもできる、これもできる、でも全部はできない。
だから決める。
だから責任が生まれる。
だから覚悟が必要になる。

結局のところ、AIが奪う仕事よりも、AIでは代われない仕事の方が価値は高くなる。

責任を負うこと。
決断すること。
信じること。

そして、失敗したら、「私の判断でした。」と言えること。
この価値は、たぶんこれからもっと大きくなる。
AI時代だからこそ、人間に求められるのは、
知識ではない。
勇気でもない。
才能でもない。
覚悟である。

だから私は今日もAIを使う。
文章も書いてもらう。
資料も作ってもらう。
アイデアももらう。

でも最後に一つだけ、自分でやる仕事がある。
「よし、これで行こう。」そう決めることだ。

その一言だけは、AIには言えない。
責任を負うのは、人間だから。
だからAIは答えをくれる。
でも、覚悟だけは、自分で持つしかないのである。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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