亀戸餃子で一人飲み

お店

疲れている時はこれをキメる。

疲れ度マックスだったので、高級版を。
って、10円しか変わらないけど。
効果のほどは不明。

さて、亀戸餃子である。

久しぶりに亀戸での用事を済ませて駅方面へ。

あえて1本路地へ。

寄ってみた。

亀戸餃子である。
たまに無性に食べたくなるのよね、ここの餃子。

誰かと一緒に来て、あれこれ話しながら食べるのも楽しいけど、
ワタクシ的には一人でカウンターというのもなかなか良い。

カウンターに座って、瓶ビールを注文。
うん、これこれ。
なんというか、この景色がいいのだ。

亀戸餃子には、一人で瓶ビールを飲んでいるおじさんがよく似合う。
あ、ワタクシも立派にその一員か。(笑)

さて、亀戸餃子のシステム。
席に座ると、まず餃子が2枚。
基本的に選択の余地はない。

「とりあえず餃子2枚でよろしいですか?」なんて確認もない。

餃子を食べに来たんだから、餃子を食べる。
当たり前である。

で、食べ進めていると、お店の人が絶妙なタイミングで聞いてくれる。
「何枚?」
いいねぇ、このシンプルさ。

「追加のご注文はいかがでしょうか?」
なんて丁寧な接客用語は必要ない。

「何枚?」
それで全部伝わる。

こちらも、「じゃあ、もう1枚」で済む。
なんとも無駄がない。

そもそもメニューで悩むこともない。
何を食べようか考える必要もない。

餃子を食べる。
ビールを飲む。
まだ食べたければ追加する。
以上。

実に潔い。

世の中、何でもかんでも選択肢を増やして、付加価値をつけて、
サービスを充実させようとするけれど、こういうシンプルな商売もいいよね。

何を提供する店なのかが、ものすごく明確なのである。
しかも、それで長年お客さんが来ているのだから大したものだ。

で、亀戸餃子のもうひとつ好きなところ。

長居をしないこと。

いや、長居をしてはいけないという決まりがあるわけではないけど、
なんとなくそういう空気なのだ。

瓶ビールを飲みながら、焼きたての餃子を頬張る。
追加でもう1枚。
ビールを飲み干したら、ごちそうさま。
さっと席を立つ。
これがいい。

別に急いでいるわけじゃない。
次の予定が迫っているわけでもない。
でも、ダラダラしない。

食べたいものを食べて、飲みたいものを飲んで、満足したら帰る。
実に気持ちがいい。

お店も次のお客さんを迎えられるし、こちらも妙に満たされた気分で店を出られる。

長くいれば満足度が上がるというものでもないのだな。
むしろ、もう少しいたいくらいで帰るのがちょうどいいのかもしれない。

それにしても、餃子と瓶ビールって、どうしてこんなに相性がいいのだろう。
生ビールもいいけれど、亀戸餃子では瓶ビールがしっくり来る。

グラスに注いで、餃子をひとつ。
またビール。
また餃子。

会話もスマホも、特に必要ない。
ただ、それだけの時間。
なんだか贅沢である。

高級なお店で、手の込んだ料理をゆっくり楽しむのもいい。
でも、こういう時間も同じくらい好きだ。

むしろ、仕事だの何だのと考えることが多い時ほど、
こういう単純な時間がありがたい。

注文するものも決まっている。
やることも決まっている。
考えることがない。

これ、結構大事なのかも。

ということで、久しぶりの亀戸餃子。
今回も満足である。

また、ふらっと寄ろう。
一人でカウンターに座って、瓶ビール。

「何枚?」
「じゃあ、もう1枚」

これだけで幸せになれるんだから、
人生そんなに難しく考えなくてもいいのかもしれない。

まあ、店を出た瞬間から、またいろいろ考え始めるんだけどね。(苦笑)

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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