勉強とか、卒研とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

せっかく受験が終わったのにどうして塾に行っているのだろう。

「塾の先生が勉強の習慣を忘れないようにしたほうがいいって」

たしかにそれはそうだ。
しかし、受験校の過去問題を解く必要はないと思う。

休みの日に、
「今日はテニス行けない。過去問に8時間掛かるから」
って、まったく意味がないと思うのだけど。

「なんで過去問やってるの?」

「塾の先生がやったほうがいいって」

「だってもう受験終わったじゃん」

「でも、やりなって言われたから」

「いや、もう過去問はいいと思うよ。
それよりテニスに行ったほうがいいんじゃない?」

「そうかなぁ」

「そうだよ。塾も行かなくていいと思うんだけど」

「いや、塾は行く。勉強やめちゃいけないんだって」

受験も終わったので塾をやめようと思っていたのだが、
あの手この手で継続を勧めてくる。
塾も商売なのね。

それにしても、勉強しなくて良いと言うことになるとは思わなかった。
真面目なんだか、洗脳されてるんだか。
テニスしろよ、テニス。

 

さて、そんな12歳児の卒業研究のテーマはテニス。
スランドストローク、特にコントロールについての研究だそうだ。

ここまで何度かコート上でデータ収集。
それをもとに自分で調べて工夫したことを実験。

最終段階は専門家のアドバイスを受けて
改良したやり方で検証である。

 

で、この日は最終段階。
専門家のワタクシに相談である。

12歳児にボールの威力とコントロールの関係性について説明。
威力の要素をスピードやコース、回転などに分解して考える。

そしてそれをコントロールの要素にはめて考え、
どの要素をどのレベルで実践すると良い線になるかを
自分で考えて、実際に打ってみることにした。

ポイントはすべてのショットを100%で打とうとしないこと。
スピードと回転量の配分を変えつつ、一番良いところを探すことにした。

 

早朝のテニスコートはめっちゃ寒い。
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隣のキャベツ畑にも霜が降りている。

ウォーミングアップ。
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久しぶりだが、勘は鈍っていない様子。

実験開始。
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スピン量の調整を意識しながら打つ。

打球の軌道を確認。
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スピン感覚の確認。
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過去の映像と見比べて、スイング軌道、打球軌道が変わり、
目標のエリアへ入る確率が上がっていれば成果あるという結論になる。(といいね)

ひと通りデータ取りを終え、1時間ほど余った。
「練習しよう、なにする?」と聞くと「サービス打つ」との答え。
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黙々とサービスを打ち続ける12歳児。
せっかくワタクシがいるのに、何故にサービスなのだ。

 

ひとカゴ打ち終え、「試合をしたい」と言う。
よしよし、もんでやろう。
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12歳児も頑張ったが、まだまだゲームはあげられないぜ。
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6-0で終了である。

いい汗をかいた休日の早朝だった。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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