公園とか、研究その3とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

休日。
近所の公園を通ると、何やらやっていた。
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ビールやらたこ焼きやらの屋台が出ていて、
ガーデンテーブルも設置してあった。

ライブなんかもやっていて良い雰囲気。
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まだ時間が早かったのか、さほど人はいなかったが、
外でのんびりするには最高の季節である。

芝生の中央では派手なシャボン玉パフォーマンス。
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子供たちと犬が大喜びで追いかけていた。

このシャボン玉機(?)、売ってるっぽい。
いくらするのかな。

良い休日である。

 

さて、12歳児の卒業研究である。

怪我やら雨やら台風やらでテニスが出来ず、
思うように進まず、焦る12歳児。

いよいよ中間発表をしなければいけないとのことで
「ナイターでコートを借りてほしい」と言う。

コートを借りるのはいいけど、記録係の妻、
ボール出しのワタクシと予定を合わせるのにひと苦労。
ついでに12歳児の塾もあるものだから、
隙間の隙間で1時間勝負ということになった。
これで雨が降ったら、12歳児の中間発表は完全にアウトである。

なんとか雨も免れたその日、通算3回目の実験だ。
今回は、自分のフォームとプロ選手のフォームを見比べて
その違いを分析し、ショットに反映させるのだそうだ。

「誰のフォームを参考にするの?」

「フェデラーかな」

「フェデラーとキミじゃ全然フォームが違うと思うけど」

「そうかなぁ」

「そうだよ。グリップだって違うし、フェデラーは片手バックハンドじゃないか」

「あ・・・」

気づいたらしい。

結局、圭とジョコビッチのフォームを参考にするらしい。
確かにこっちの方が現実的である。

ついでに言えば、トッププロのフォームを見てそのまま真似できたら、
誰でもトッププロになれてしまうと思うのだが、
その辺には気づいていないらしい。

 

やっぱりナイターは暗いな。
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上手く撮れるのだろうか。

実験開始。

フォアクロス10球、フォアストレート10球。
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横位置の静止画はトッププロとの比較用である。

バッククロス10球、バックストレート10球。
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各2セットずつ打ち終わった。
と、12歳児を見ると、こっちを見て人差し指をあげている。

「なに?」

「もう1回いいですか?」

「なんで?」

「上手く打てなかったから」

「それって単なる練習っていうか、データ改ざんじゃないの?」

「いや、ウォーミングアップってことでお願いします」

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やり直しである。(いいのかなぁ)

そもそも12歳児の設定したターゲットエリアは狭すぎる。
サービスラインとベースラインの間を横に2分割し、
ベースライン側のゾーンに入ったボールのみセーフ。

どのレベルの確率を目指しているのか分からないが、
コート8分の1の深いところに高確率で入れるのって
相当な技術だと思うのだけど。

「エリアを広してみたら。データにして確率的に厳しいんじゃない」

「いや、でもこれで始めたから」

なかなか頑固である。
これがキミのショットのスピードで入り続けたら
全国レベルじゃないのかな。
まあ、好きにやりたまえ。

 

最後10分ほど余ったのでラリー。
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なかなかいいボールを打つようになってきた。

こんなショットが好きなのも悪くないと思う。
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いよいよ第4回は「専門家に聞こう」である。
あ、専門家はワタクシである。

ここまで見てきて、ある程度の答えは持っているのだが、
実際にどこまで変わるのか楽しみだ。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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