名前とか、決勝とか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

近所の商業ビルのウインドウ。

千葉ロッテマリーンズ・コーナーがある。

誰のバットだろう。

ウイルソン製である。
で、名前はプロスタッフ。
野球にもプロスタッフを使ってるのね。
そういえばウイルソンのゴルフクラブとボールもStaffだったな。
やっぱりStaffという名前はウイルソンの一大看板なのね。

さて、全日本選手権。
今年は何日足を運んだろう。
白戸プロに「毎日、来てるんじゃない?」
と言われたくらい行ったが、決してヒマなわけではないのだ。

ここまで来たら、最後まで観ようと、最終日も有明へ。

曇り空でちょっと寒いけど、
照り返しが無いのでボールが見やすくて良い。

男子決勝は伊藤竜馬vs杉田裕一。
順当な勝ち上がりからの対決である。

試合開始。
昨日もそうだったが、杉田のショットがキレキレ。
日本刀のような切れ味のストロークが突き刺さる。

特に追い込まれてからの切り返しのショットがスゴイ。
「ううぁ!」という気合いとともに、
一気に形勢をひっくり返すようなショットを放つ。

ガッツが前面に出ているのもいい感じ。
思わず感情移入したくなるプレースタイルである。

対する伊藤は重戦車のような破壊力のフォア。

高い打点はもちろんだが、低い打点からもフルスイングで
強烈なショットをねじ込む。
特にクロスへ鋭角に入るショットは
完全に相手をコートの外に追い出してしまう。

意外だったのは、クールな試合態度。
ショットはスゴイが淡々とポイントを重ねて行く印象である。

1stセット、イーブンの競ったポイントで、
デュースコートから伊藤のセカンドサービス。
サイドラインからワイドに切れるギリギリのところに落ちた。

ラインズパーソンが「フォルト!コレクション!」のコール。
杉田はほとんど触れなかったので、エースかと思いきや、
主審の判定はポイントレット。
伊藤は主審に判定を確認しに行くも、
しつこく粘ることはせず、すぐに次のポイントへ。

このゲーム、杉田がブレーク。
そのまま押し切って、1stセット杉田である。

このポイント、けっこう大きかったんじゃないのかな。
審判のミスジャッジがどうこうではなく、
こういう大事な局面で、状況が伊藤に不利に傾く。
何となく、勝利の女神が杉田に微笑んだような気がした。

2ndセットも競ったが、杉田が突き放して勝利。

最後の2ゲームは、さすがの伊藤も失速したように見えた。

伊藤にすれば、またもや残念な全日本だっただろう。
しかしまだまだチャンスはあるし、この壁を破って欲しいな。
基本的には海外の試合中心だろうが、全日本はぜひ獲って欲しい。
ガンバレ!竜馬。

これで秋からのトーナメントシーズンは一段落。
有明テニスの森も少し静かに・・・ならないのだ。
12月1週目の週末は、日本テニス事業協会運営の
「有明チームテニスコンペティション・東京都知事会」という
マンモスイベントが待っている。

ワタクシも例年通り、カメラマンで参加予定。
結局、一年中、有明に行ってる気がするぞ。
まあ、いいか。

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