ビルとか、ファミリー・ツリーとか。


あれから一年経ちました。
でも、まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

このビルにピンときた人は40代後半だろうと思う。

実はここ、1974年の人気TVドラマ「傷だらけの天使」で、
萩原健一演じる主人公が住んでいたという設定のビルなのだ。

当時の若者たちに熱狂的に支持されたこのドラマ。
牛乳瓶のフタを口で開けたり、トマトを丸かぶりするのを
マネした人も多いと思う。
ショーケンと水谷豊が着ていたBIGIもカッコ良かったし、
ドラマすべてが新鮮だった。(のだと思う)

実はワタクシ、このドラマをリアルタイムでは観ていない。
当時、ワタクシの住んでいた福島は民放が2局しか無かったため、
このドラマは放映していなかった。

もっと言えば、金八先生も観ていないし、探偵物語も観ていない。
当時の子供たちが観たかった番組はほとんど観ていないのだ。

だから、これらの番組は大学生になって関東に出てきてから、
再放送で観たものばかりなのである。

そんな田舎モノのワタクシも、いちおう知ってはいた「傷だらけの天使」。
そのビルが半分廃虚化しつつ、まだ残っているのには驚いた。

ちなみに代々木の駅前です。
興味のある方はどうぞ。

さて、また映画を観た。
最近、妻と休みが合った日は映画を観ることが多い。
で、ランチして、買い物をしたりするので、
お金が掛かって仕方がない。(妻談)

観たのはこれ。

ジョージ・クルーニー主演の映画である。

弁護士のマット・キングは、誰もが羨む人生を送っていた。
 ところが、突然の転機が降りかかる。
 事故で昏睡状態の妻にはなんと恋人がいた。
 2人の娘は反抗的で手に負えない。
 さらに、カメハマエハ大王の血を引く祖先が遺した
 広大な土地の売却問題もあった。
 マットは娘達を連れて、もう一度自分の人生と向き合い、
 失いかけた家族の絆を取り戻す旅に出るのだが・・

というお話である。

で、良かったよ、良かった。

全編に流れるハワイアンもいいし、ハワイの景色も素晴らしい。

カッコいいオヤジの代名詞だと思っていたジョージ・クルーニーが、
子供たちへの接し方が分からず、カッコ悪かったり、
ちょっとコミカルだったりと、意外なイメージだったのも良かった。

特に大きなヤマ場のある話でもないのだけど、
幾つかのヤマがやって来ては乗り越えつつ、
家族のあり方を見つけていくって感じかな。

ラストシーンでジョージ・クルーニーと娘2人が
ソファーに座ってアイスクリームを食べながら
TVを見るシーンで、膝にかけていたハワイアンキルトが
亡くなった奥さんが病室でかけていたものだと、
あとから公式サイトで知った。
気づかなかった、残念。

興行として成功した映画なのかどうかは分からないが、
「家族とは」「夫婦とは」「親子とは」なんてことを
ホンワカ考えさせられた映画だった。

映画館を出て、「お昼でも食べようか」と妻と入ったのはここ。

ラーメン・一蘭である。
この店、カウンターがひとりづつ仕切ってあって、
隣の人と顔を合わせずに、ひたすらラーメンに集中する仕組み。

ファミリー・ツリーを観た後にこんな昼飯とは、
いったいワタクシたち夫婦は何を感じ取ったのだろう。
まあ、そういう適当さが良いのだ。

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