横浜たそがれ

壊れた扇風機

ボディに問合わせアドレスが書いてあったので、メールを送ってみた。
お詫びと補償期間内であれば修理対応をするので、
販売店に保証書と一緒に持ち込んで欲しいとの返信。

あまり高いものではなかったので、
保証書捨てちゃったかなぁと思ったら、
奇跡的に残っていた。

2000円くらいの特価価格帯のものって、
壊れたらそれまでで、買い替えってイメージもあるけど、
修理対応もちゃんとあるのか。
修理なのか新品交換なのかは分からないけど、
とにかくラッキーだ。

さて、(社)日本テニス事業協会産業セミナーがあった。

会場は横浜は山下公園の前。
横浜に行ったのは久しぶり。
その昔、横浜はワタクシの職場であり、
遊び場であり、ねぐらだった。

地下鉄の駅から会場までは徒歩1分。
寄り道せずに会場の行き帰りだけだったので、
横浜の街を歩いたのは、正味200mだけだった。
今度、オフの日にゆっくり来ることにしよう。

セミナーは神奈川県知事の基調講演からはじまり、
コンサルタントの先生から、経済産業省の方まで多岐に渡った。

フェデラーやナダル、錦織圭も所属するスポーツマネジメント会社、
IMGジャパンの菊地 広哉氏の話は特に興味深かった。

テニスやクリケット、ポロなどのイギリス方面発祥のスポーツの
競技性はリアルタイムでメディアに流しづらいらしい。
確かに試合時間は長いし、ルールも複雑だ。

確かに、アメリカンフットボールやバスケットボールなど、
アメリカ発のスポーツはイニングも短いし、CMを入れやすい。
TV向きの競技なのかもしれない。
そういえば、テニスのタイブレークシステムも
TV放映のために出来たルールだったっけ。

フロリダのIMGアカデミーでは、マスコミへの対応や、
インタビューの受け答え、優勝スピーチまでトレーニングするとか。
また、規則や勉強にも厳しく、飲酒や喫煙などは即退学だそうだ。

意外だったのは、プロをゴールとして考えていないこと。
メディアに出るのは、シャラポワや錦織などのプロなので、
プロ選手養成アカデミーのイメージがあるが、
スポーツの経験を通じて、豊かな人生を送れるよう
サポートすることが第一義なんだとか。

荏原湘南スポーツセンターの内山支配人から
伊達さんのエピソードが紹介された。

伊達さんは(第一期)現役時代、
試合のスコアをほとんど覚えていなかったそうだ。
コーチから、「第4ゲームのあのポイントが」と言っても
それも覚えていなかったということ。

つまり、考えてもしかたのない過ぎ去ったポイントは
完璧に忘れてしまうのだとか。
また、どうなるか分からない先のスコアも考えない。
その瞬間のポイントに完全に集中するから、
ほとんど覚えていないのだそうだ。
恐るべき切り替え力と集中力だ。

終了後の懇親会。
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中田横浜市長も来られていた。

松沢神奈川県知事もそうだが、中田市長も話が上手い。
特に明瞭な発音とマイクの使い方はスゴイ。
絶対に音が割れないし、聞き取りにくい部分がまったく無い。
やはり、政治家はプロフェッショナルなのだなと思った。

ふと横に目をやると、稲葉コーチ。
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なんか女性と話し込んでる。
油断なら無いヤツだ。
(関係者の皆様、冗談です)

色々用事があったので、早めに帰ろうとしたのだが、
DRKさんの部下の皆さんの監視が厳しくて帰れなかった。
帰りの電車も一緒だった。
そのままついてきそうだったので、
強引に握手をして振り切って帰った。

あまり横浜テイストの無い、横浜の1日だった。

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