仕事って

各メーカーさんの展示会が続いている。
日程がずれているので、ホント大変だ。

正直、この時期はあまり電車に乗りたくない。
風邪をひくのが怖いから。
そんなわけで、電車に乗るときはマスク着用。
少し変な人に見えるかもしれない。

話しは変わって、先日のこと。

商品のお届けについて、お客様にご迷惑をお掛けしてしまった。
我々の気遣いが足りなかったのが大きいのだが、
メーカーさんの対応も正直、宜しくなかった。

メーカー担当者さんに電話をして(ちょっと)抗議をした。
で、とにかく急いで何とか対応して欲しいとお願いした。

欲しかったのは、欠品中のラケットだったのだが、
探しまくってくれて、北海道で1本見つけてくれた。
ただし、流通ルートの関係で、届くのは4日後とのこと。
しかし、よく見つけてくれたということで、手配をお願いした。

2日後、Ken’s千葉から連絡があった。
「担当のIさんがラケットを届けてくれました」

ラケットをわざわざもって来てくれたようだ。
ワタクシが対応に抗議をしたこともあって、
Iさんは、一日でも早くと誠意を見せてくれたのだろう。

メーカーさんの営業や販促の方々は恐ろしく忙しい。
今時期は展示会の準備と受注の整理など、手一杯のはず。
普段も、週末はイベントや試打会、トーナメント会場でのブース出店、
平日は店舗周りなど、ほとんど休むヒマが無い。

これはどこのメーカーさんも同じ。
スポーツメーカーのスタッフは本当に休み無く動いている。
週末に休める人はほとんどいないのではないかと思うほど。

ラケットを届けてくれたその日、
実は貴重な休日だったんじゃないかと思う。
動けるということはそういうことなのだろう、たぶん。
正直、対応に少し腹を立てていたのだが、
一転恐縮、そしてまた力になろうと思った。

一方、ご迷惑をお掛けしたお客様には、
じゅうぶんに満足いただける対応が出来なかった。
今後の我々の動きで挽回するしかない。
メーカーさんが誠意を見せてくれたように。

仕事のお付き合いというのは、
どちらが偉いということは無いと思っている。
そりゃもちろん、力関係は存在するのだろうが、
やはり互いを認め合うのが大前提じゃなかろうか。

商品を売ってやっているとか思い上がってはいけないし、
商品を卸してやってるってもの違うと思うのだ。

その昔、取り扱い商品を増やすために
色々なメーカーさんに取引をお願いした。

正直、相手にしてくれないところもあった。
席に着くなり、「で、オタクはどれくらい売れるの?」とか、
「オタクじゃあ、ウチの商品扱い切れないでしょ」
そんな言い方をされたこともある。

まあ、実績がゼロなので当たり前なのかもしれないし、
仕方が無いことなのかもしれない。
しかし、初めて会ってそんな言い方はどうなのだろうと
疑問に思ったのも事実である。

結局、そういうメーカーさんとは取引が出来なかった。
数年後、担当者が変わり、取引をしていただいたところもあるが、
そのまま取り扱いが無いところもある。
現在、取り扱いさせていただいているメーカーさんの多くは、
何の実績も無いころからお付き合いしていただいたという、
感謝感謝の歴史がある。
それは担当者が変わっても続いているし、
変わってはいけないと思う。

やっぱり基本は信頼関係だから、コツコツと積み上げるしかない。
それはKen’sに通ってくださる多くのお客様にも同じである。

皆さんに喜んでいただけること、心からテニスを楽しんでいただくことに、
全力を注ぎ続けなければいけないなと、あらためて思わせてくれた
Y社Iさんの対応だった。
ありがとうございます。

全豪オープンは、ヒューイットもナルバンディアンも残念だったね。
(余計なひと言)

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