ベアーとか、PRO STAFF 97 V14インプレとか。

テニス

川奈ホテルにクマがいた。

ウイルソン・ベアーかと思ったら違うんだって。
もともとあるものらしい。
そういえば少し顔が違うような。

さて、ようやく天然芝コートでPRO STAFF V14を試打。

何から打つかな〜


ってことで、まずは基本のこちら。

PROSTAFF 97 V14

■フェイス:97平方インチ
■ウェイト:315g
■バランス:31.0cm
■ラケット長:27インチ
■フレーム厚:21.5/21.5/21.5mm
■ストリングパターン16本(縦)x19本(横)
■グリップ:G2 / G3
■価格:38,000円(税別)


PROSTAFFはPROSTAFFだね、やっぱり。(意味不明)

変わらない基本系だが、バージョンによってそれなりに打球感も変化している。
果たして今回はどんな味付けなのか。

ワクワクしつつ、記念すべき1球目。

弾まね〜!

天然芝のお約束ね。
数球は全然タイミングもバウンドも合わず、インプレどころじゃない。
数分後、ようやく徐々に感じが掴めてきた。

なるほど〜。
ちょっと前に戻った感じかな。

パワーアシストというか、あれこれトッピングがついていたものが
一旦整理されて素になった感じ。
もともと簡単なラケットじゃないのだが、ソリッド感が増したようなフィーリング。

飛ばないとは言わないが、しっかり振らないともちろん飛ばない。

飛びのアシストでわかりやすいのがスライス。
シュパーン!とイージーに振っても飛び系モデルだとボールが上がってくれるが、
PRO STAFFはそうはいかない。
ちゃんと振り切って厚めに当てることで低いボールが深く入る。

この勘所を押さえたスライスは芝では最強。
なんせ全然弾まないのでほぼエース!
20歳児攻略が見えたぜ。(笑)


飛びは前モデルより押さえ気味なのだろうか。
芝生ということを差し引いても、「しっかり振ってね」という感じだ。
当然、スピン系もしっかり振って潰す感じ。
PRO STAFFで狙っている粘り感をポケットフィーリングというのだが、
その感触を得るためには、基本的に厚く当てることが前提という感じ。

フレーム上部の剛性を高めたということみたいだけど、
極端なしなり感というかフレックスポイントを感じることはない。
全体にバランスよく、そして優しくはないが、正しく飛ばしてくれる。


ボレーも当てるだけで飛ぶということはないが、
多少スイングを入れる感じでラケットを送り出すことで低く伸びるボールになる。
フラット気味に合わせるとちゃんと飛んでくれるので、扱いにくさはない。

サービスは想像よりも簡単というか、打ちやすかった。
振り抜きは良いのが印象的。

ファーストサービスでフラット気味でセンターを狙ってみた。
思った通りの軌道でボールが飛んでくれる。
このあたりはそのままに打球が答えてくれるPRO STAFFならでは。

スピン系も思いの外、引っかかりが良い。
ストロークよりも引っかかりを感じるのは、スイングスピードが違うからだろうか。
思い切り振り抜けば、スライスのキレも良いし、スピンも落ちてくれる。
(さすがに芝生なのでキックはしないけど)

ということで、余計なトッピングを入れていない、
透明なスープがキラキラしている高級な塩ラーメンという感じのPRO STAFF V14だ。
(で、わかるかな)

なんにしても、PROSTAFFはPROSTAFF。
センターで打ち抜いた時の感触はなにものにも代え難い快感。
しょっぱなからゾクゾクする試打になったぜ!

さあ、次はどれを打つかな。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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