Siriとか、新人戦とか。

テニス


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

朝、シャワーを浴びていたら、
外から13歳児が話しかける。

「ネクタイの結び方を忘れてしまいました」

今週から冬の制服になるのだが、
久しぶり過ぎてネクタイの締め方を忘れてしまったらしい。

「シャワー出てからでいい?」

シャワーから出たら、ネクタイ締めていた。
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「分かったの?」

「Siriさんに教えてもらいました」

なるほど、iPhoneに頼りますか。
いまどきの子供だなぁと思った、衣替えの朝。

 

さて、そんな13歳児の試合である。
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この日は中学の新人戦。

13歳児の中学にテニス部はないのだが、
高等部の顧問の先生が校長先生に直談判してくれて
新人戦に出場出来ることになった。
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ありがとうございます。

ということで1回戦。
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ダブルフォルトを連発しながらも勝利。
ワタクシから見たら、6-0でもいけそうな試合を6-4。
いつもの感じと全然違うのだが、どうやら緊張しているらしい。

2回戦は、プロの主宰するジュニアチーム所属の選手と対戦。

とはいえ、本人がプロじゃないので、普通に戦えば良いだけ。
ストロークの引き合いはほぼ互角。
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むしろ、最終的にはポイントを取る場面が多い。

しかし相変わらずサービスが悪い。
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1回戦と変わらずダブルフォルトを連発。
入らないのでなおさらヘッドが走らず、スピンがかからずアウト。
回転を掛けようとしてかすれ過ぎてネット。
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どうにも止まらない状態になってしまった。

結局、8本のダブルフォルトを献上し敗退。

試合後、ワタクシのところへ。

「負けました」

「知ってる。見てたから」

「サーブが・・・」

「そうだね。いつも0-2から試合が始まるようなものだな」

「はい・・」

「気づいたことはある?」

「思い切り振れなくて、かえってコントロールできなかった」

「相手のサービスはどうだった?」

「ファーストがよく入って、楽にキープしてました」

「その差だよね。ラリーになるとポイントが取れるのに、そこに行けてない」

「はい・・」

「まずは試合の入り口だね。サービスとリターン。
特にサービスは一番の武器になるショットだしね。
サービスがあるから大丈夫って思うのと、
入れなきゃってプレッシャー感じながら打つのじゃ全然違うでしょ」

「練習します」(涙)

「なんで泣いてんの?」

「悔しいからです」(ポロポロ)

「何が悔しいの?自分の試合?試合になってないって言われたこと?」

「どっちもです」(グスグス)

帰宅後、凹んだままベッドでゴロゴロしているうちに
寝入ってしまった13歳児だが、夜はいつものように練習へ。
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色々と整えなければいけないことが多いけど、
ひとつずつ練習でクリアするしかない。
頑張ろう。

妻によれば、「お父さんにどんなアドバイスもらったの?」と聞いたら、
「話にならないって言われた」ってことだったが、
もう少し具体的にいいこと言ったと思うのだけど・・・

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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