ノック!ノック!ノック!

朝、ジムでマシンに乗ると、目の前にTVモニターがある。
並んだ数台のモニターで各局のワイドショーを一度に観る。
iPodでポッドキャストを聞きながらなので、音は聞かない。

しかし、なんだ。
ベテランアーティストと元女優の電撃復縁がトップニュースだって。
この話題、そんなにニュースバリュー高いのか?
正直、いまさらって感じだし、もともと奇行っていうか、
ぶっ飛んだタイプのお二人だから、驚きも無い。

世間の皆さんがそんなに興味あることなのか?
過去の不倫会見とかお騒がせ映像のストックがたくさんあって、
コストも手間も掛けずにコーナーづくりが出来るから
じゃないのかって気がしてならない。

さて、筋肉痛で週が明けた。

先週のこと、近所のグランドでキャッチボールをする
という連絡が入り、気分転換&散歩がてら参加した。

P100023109

ところがこの日のグランドは少年野球で満杯状態。
基本的に子供優先の場所なので、隅っこで地味に遊んだ。

キャッチーボールの後、軽くノックすることに。
狭いながらも楽しい我が家・・・じゃなくて、守備練習だ。

ひとしきりキャッチングを終え、ワタクシがノッカーをすることに。
実はワタクシ、生まれてこの方、ノックってものをしたことがない。
もともと野球そのものの経験が無いってのもあるし、
だいたい、あんな細いバットで、フライやゴロを
広角に打ち分けるなんてことは職人芸だと思ってた。

そうは言っても、ものはためしである。
人生初のノックに挑戦だ。

見よう見まねで打ってみたら、驚いたことに上手い具合に当たる。
調子にのって、少しずつ強く打ってみた。
なんとか上手くいきそうだ。

やれば出来る子で、褒められて伸びるタイプで、
おだてれば木に登る性格のワタクシ。
仲間からの、「ナイスノック!」のおだてに乗ってノックし続けた。

守備側は4~5人が1球交代だからか、
誰もそろそろやめようと言わない。
かれこれ30分以上ノックし続けた。

さすがにこっちも疲れてきた。
もう汗だくだし。

ようやく終了。
「あ~疲れた」というと、「疲れるの遅すぎ!」だって。
普通、こんな長時間ノックし続けないようだ。
どうやら、ラストの声はノッカーからかけるものらしい。
知らなかったよ。

いつもとは違う、ノックの動き。
案の定、週明けは筋肉痛だったってわけ。

しかし、ノックもなかなか面白い。

どっちの手でトス上げるかとか、色んなやり方があるらしいが、
テニスプレーヤー(右打ち)のワタクシは、
やっぱり左手でトスを上げるほうがしっくりくる。

で、ボールをしっかり見て、バットを振り出す。
重量のあるバットだから、途中での軌道修正は難しい。
はじめから正確に振り出さないと上手く当たらない。

さらには、ボールの芯を打て強いボールにしたり、
少し下を打ってライナーにしたり、
上から打ち抜いて高いゴロにしたりと、
バリエーションをつけるのも奥が深くて面白い。

軟球だからシビアじゃないにせよ、ボールの芯、
バットの芯の感触を確かめてみたり、
生まれて初めてのノックは、得るものが多かった。
これを続ければ、バッティングも少し良くなるかもしれない。

あ、いや、この正確に打ち抜く技術を
自分のテニスに生かそうと思ったのだった。
(↑とってつけてる)

とにかく何事もやってみるってことだ。
で奥が深いから、面白いのだ。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP