我が家の8歳男児が、親指に穴の開いた靴下を履いて
学校に行こうとしていた。
「穴の開いてない靴下に履き替えて替えていきなさい」
というと、
「なんで? 縁起悪いの?」
縁起って、アンタ・・・・そうじゃなくてカッコ悪いだろって。
そういうこと気にならないらしい。
それとも、倹約家なのか?
そういえば、ワタクシが「新しいカメラほしいなぁ」とか言うと、
「今のカメラ使えないの?もったいないし、かわいそうだよ!」
とか言う。
おかげで、新しもの好きのワタクシの提案はことごとく却下となるのです。
ということで(どういうこと?)、ウイルソン新製品試打会の続き。
今回の新製品というと、全豪オープンの影響で、
ジョコビッチやツォンガの[K]BLADEの印象が強い。
でも、そんなツアースペックばかりが発表になったわけじゃない。
しっかり、アベレージプレーヤーまで漏れなくラインを組んでいます。
このあたりはウイルソンの伝統的戦略です。
チームラインは、シリーズ中でも多くのプレーヤー層に
マッチするスペックを持っています。
(LITEラインもあるけど)
フェイスサイズ:104平方インチ
ウエイト:289g
フレーム厚:22mm
スペックが示すとおり、非常に扱いやすいモデルです。
常に思い切り振り切らなくとも、
スピードのあるボールが出て行きます。
レングスが27,25インチと、他のモデルよりは0,25インチ長めで
大振りな感じもしますが、フェイスサイズを考えれば、
バランス的にはおかしくないのかなと思います。
雰囲気は、以前のHEADラジカルOSをやさしくした感じ。
今のMGラジカルとは違うフィーリングですけど。
シビアにコースを狙いながら、もう少しパワーが欲しい方にお勧め。
シャフト部を見て分かりますかね。
[K]BLADEとは違い、ボックスではなくオーバル形状のフレーム。
バボラのピュアドライブ系のイメージです。
そのフレーム形状からか、ガツンとは来ないソフトな打球感。
フレームのパワーでボールを打ち出してくれます。
しっかり打球感を感じたい方にはBLADE系をお勧めしますが、
オールラウンドにボールをコントロールするには
こちらのほうが楽であると思います。
どのメーカーのこの打球感をもつシリーズは定番になりました。
バボラ ピュアドラの影響は大きかったのかなぁ。
トライアド構造を継承した機種。
Ken’sにも試打ラケットが届いていますが、
大きいフェイス(108平方インチ)の方。
神奈川方面営業担当の親分さん(?)に
「98のほうがおすすめだから打ってみて」と脅され・・・
じゃない勧めていただいて打ってみました。
たしかに軽いし、飛ぶし、そのわりに大味じゃない。
取り回しとコントロール性が高次元で両立しています。
今までのトライアド構造はもっさりしていて、
重い印象がありましたが、これはまったく別物。
女性層にかなりマッチしそうです。
旭コーチに、今日のおすすめの1本を聞くと、
迷わずこの[K]FIVEを選びました。
ステップアップを目指す女性プレーヤーの皆さん、
一度試打をてみてください。
かなりテニスが楽しくなると思います。
今回の新製品はあまりに数が多すぎて、しっかり打ち込むまでは
いきませんでしたので、Ken’sに届いている試打ラケットで
あらためて本気インプレをしたいと思います。
コメント