YONEXを使わなかった男が、EZONEを打ってみた。

テニス用品

近所のアウトレット。

最近、Nike買ってないなぁ。
もう少しテニスに力いれてもらえませんか。

さて、週末はテニスの練習へ。

ワタクシ的にはとてもめずらしいラケットを・・・

YONEXである。

ワタクシ的YONEX歴といえば、R-27が最後。
大学生の頃なので、40年以上前ってことか。
以降、YONEXをマイラケットにしたことはない。

先日、日本プロテニス協会 事務局の片付けの際に、必要のないラケットが出てきた。
ちょっと興味があったので、「これ要らないならもらっていい?」と聞くと、
「どうぞ」とのこと。

プロテスト備品をいただいたというわけ。

YONEX EZONE 98(2022年)

■ウエイト:305g
■ フェイスサイズ:98inch²
■ バランス:315mm
■フレーム厚:23.5-24.5-19.5mm
■ストリングパターン:16×19
価格は・・型落ちなので割愛。

前モデルなので、今さらという気もするけど、
2G-Namd Speedを搭載し、球離れとボールスピードが向上したモデルだ。

もちのろんのアイソメトリック形状によってスイートエリアは広い。

ワタクシ的にはこの形状を長らくチョイスしてこなかったというのが本音なんだけど。(すみません)

しかしながら、EZONEは初代の時から試打はしてきた。
ボールを包み込むような打球感は一貫して変わらず、
その特徴は他モデルでは感じられないほどに特徴的。
EZONEの前にも後にもEZONEなしという感じだ。

最近知ったのだが、EZONEフレームのRA(硬さ)はかなり上。
つまりスペック的には非常に硬いフレームなのだ。
しかしその硬さながら、この柔らかいフィーリングというのはこれいかに。
YONEXのテクノロジー恐るべしが詰まったモデルなのである。

ということで、打ってみた。

打球感はソフト。
そりゃそうだ、EZONEだし。
しかし柔かいのにフェイスというかフレームのブレはほぼない。
打感がソフトなのにフレームは一切負けないという剛性を感じられる。
この両立はすごい。
これがEZONEの真髄なのだなと気づいた。

そして気になる飛び。
これも実にEZONEらしい。

ガツンと弾くというよりは、一度ボールを受け止めてから前へ押し出してくれる感覚。
スピードだけで勝負するラケットではなく、深さと安心感を作ってくれるタイプだ。

特にストロークはミスを恐れずに振っていける。
スイートエリアの広さも相まって、多少打点がズレてもボールがしっかり返ってくれる。

「これなら試合で助けられる場面は多いだろうな」
そんな印象である。

一方で、ワタクシが普段使っているような薄ラケ系のダイレクトな打球感とは少し違う。
「自分で打った」というより、「ラケットが良い仕事をしてくれた」という感覚が強い。
ここは好みが分かれるところだろう。

サーブも試してみた。

フラットサーブは十分なスピードが出るし、スピンサーブも回転量は申し分ない。
何より、サービスゲーム全体の安定感が高い。

ボレーも面の安定感が高く、深くコントロールしやすい。
ダブルスプレーヤーにも人気がある理由がよく分かった。

総じて言えば、「万人に勧めやすいラケット」という表現が一番しっくりくる。
競技志向のジュニアから一般プレーヤー、シニアまで幅広く使える懐の深さがある。

40年以上、ほぼYONEXを使ってこなかったワタクシが打っても、「なるほど、これは売れるわ」と納得した一本だった。

もちろん、ラケットに魔法はない。
最後に勝負を決めるのは技術であり、戦術であり、日々の練習である。

でも、自分のプレーを少しだけ後押ししてくれる相棒としては、とても完成度が高い。
そんな印象だった。

・・・とはいえ。
これでHEADから乗り換えるかと言われると、それはまた別の話。

長年連れ添った相棒を簡単には替えられないのは、人もラケットも同じなのである。

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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