イベントで配布していたサンプル。

ウイルキンソン、夜の炭酸水だって。
期待して飲んだらノンアルコールだった。
まあ、ノンアルの日も大事よね。
さて、ラケットである。

HEADから新しいEXTREMEが登場。
今回打ったのは、その中心モデルとなるHEAD EXTREME MP 2026である。
EXTREMEといえば、HEADのラインナップの中では「スピン」を前面に押し出したシリーズ。
今回のモデルも、「MASTER OF SPIN」を掲げている。
ラケットもストリングも「スピン」という言葉は人気がある。
なぜなんだろう。
そんなことも考えながら打ってみた。
HEAD EXTREME MP 2026

■フェイスサイズ:100平方インチ
■ウエイト:300g
■バランス:320mm
■ストリングパターン:16×19
■フレーム厚:23/26/21mm
いわゆる黄金スペック。
100平方インチ、300gということで、競技系から一般プレーヤーまで幅広く使えるど真ん中のスペックである。
新しいEXTREMEには「Hy-Bor(ハイボー)」という素材が採用されている。
航空宇宙グレードの素材だそうで、シャフト部分に搭載することで安定性を高め、インパクト時のソリッドな打球感につなげているとのこと。
さらにオープンな16×19のストリングパターンとスピングロメットによって、ストリングのスナップバックを引き出す設計になっている。
HEADさんの説明だけを見ると、パワー+スピン+安定性。
なるほど。
では実際に打ってみる。
おお、引っかかる
最初に感じたのはこれ。

ボールがしっかりストリングに引っかかる。
そしてスピンがかかる。
もちろんラケットが勝手にスピンをかけてくれるわけではない。
ちゃんと振らなければいけない。
でも、スイングした時にボールを持ち上げてくれる感覚がかなり分かりやすい。
特にベースラインからトップスピンをかけていくと、「これなら入る」という感覚がある。
これが大きい。
スピン性能の本質は「安心感」なのかもしれない
今回EXTREME MPを打っていて、あらためて思った。

スピン系ラケットのメリットって、単純に回転量が増えることだけではない。
「振っても入る」という安心感なんじゃないだろうか。
ネットの上をある程度高く通しても、スピンによってボールがコートに落ちてくれる。
だから振れる。
振れるからボールに勢いも出る。
そして、さらにスピンもかかる。
この循環。
一般プレーヤーにとって、これはかなり大きなメリットだと思う。
「コントロールしよう」と思ってスイングを小さくしてしまうより、
しっかり振ってコートに収める。
その方がテニスとしても気持ちいい。
EXTREME MP 2026には、その安心感がかなりある。
「スピン」という言葉が売れる理由

ラケットだけではない。
ストリングにも、「スピン性能」を謳った商品は非常に多い。
なぜスピンという言葉がこれほどユーザーに響くのか。
今回打っていて、なんとなく分かった気がした。
スピン=安心して振れるからだ。
パワーがあります。
飛びます。
と言われると、「飛び過ぎない?」と思う人もいる。
コントロール性能が高いです。
と言われると、「自分で飛ばさないといけないのでは?」となる。
でも、「スピンがかかります」と言われると、
「ボールが収まりそう」
「アウトが減りそう」
「思い切って振れそう」
というイメージになる。
テニスプレーヤーの心理に非常に刺さりやすい言葉なのだ。
そしてEXTREME MP 2026は、その期待をかなり素直に実感できるラケットだった。
打球感も良くなっている

もうひとつ好印象だったのが打球感。
スピン系ラケットというと、モデルによっては弾きが強かったり、少し硬さを感じたりすることもある。
今回のEXTREME MPは、しっかり感がある。
ボールを潰していった時にもフレームが頼りなくならず、インパクトが安定している。
これは新しく採用されたHy-Borの効果もあるのだろう。
HEAD自身もHy-Borによってスイング全体の安定性を高め、ソリッドなインパクトフィールを実現したとしている。
スピン性能だけを尖らせるのではなく、「回るけど、ちゃんと打てる」というバランスになっている印象だ。
ここはかなり重要。
ストロークはかなり好印象

このラケットの良さが一番分かりやすいのは、やはりストロークだと思う。
特にトップスピン系。
ボールの後ろからしっかり振っていけば、ストリングがボールを掴んで持ち上げてくれる。
ネットのかなり上を通しても落ちてくれる安心感があるので、ラリーでは非常に使いやすい。
追い込まれた場面で少し高めの軌道を使ったり、逆にチャンスボールで回転をかけながら振り切ったり。
スピンを使ってコートの中に収めるプレーヤーとの相性はかなり良い。
一方で、スピン専用というほど極端でもない。
300g、100平方インチという基本スペックもあって、フラット気味に叩いていっても十分対応できる。
この辺りがMPの使いやすさだと思う。
誰に合う?

EXTREME MP 2026をおすすめしたいのは、
ベースラインからしっかり振っていきたい人。
特に、
・トップスピン主体でラリーする
・ネットの高いところを通して安定させたい
・スイングスピードはあるけれどアウトが怖い
・100平方インチ・300gクラスを使っている
・パワーだけでなく安定感も欲しい
こんなプレーヤーにはかなり合うと思う。
逆に、ボールをフラットに押していくことを最優先する人や、
ラケット自体の飛びを抑えて自分でコントロールしたい人なら、
HEADの他シリーズも比較した方がいいだろう。
HEADのスピン系はさらに進化していた
HEADにはSPEED、RADICAL、BOOM、PRESTIGEなど、それぞれキャラクターの違うシリーズがある。

その中でEXTREMEの役割は明確。
スピン。
今回のEXTREME MP 2026は、そのキャラクターがさらに分かりやすくなった印象だ。
しっかり引っかかる。
しっかり回る。
そして打球感、安定感も良い。
だから安心して振れる。
考えてみればテニスって、「思い切って振っても入る」というのが一番楽しいのかもしれない。
ラケットもストリングも「スピン」という謳い文句がユーザーの心に響く理由が、少し分かった気がした。
HEAD EXTREME MP 2026。
HEADのスピン系モデルは、さらに進化していた。
オススメです!
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