仲間が持っていた。

大昔のトーナメントの参加賞。
ワタクシが勤務していたテニスクラブの大会だ。
それなりのレベルの大会でたくさんの方が参加していた記憶が。
ちなみにワタクシは一度だけダブルスで出場して準優勝だった。
決勝戦のタイブレークは今でも悔しい!
さて、「こういう時はこうした方がいいんじゃないかな」
とアドバイスすることがある。
どんな時か。
例えば、案件が進んでいない時。
「どうなっているの?」と聞くと、
「メールは送ったんですが、返信がないのです」
「電話したのですが、繋がりませんでした」と。
さらに聞けば、メールを送ったのは1通のみ。
それから数週間経過している。
今日までただただ待っている状態。
いや、待ってさえもいないのが現実だろう。
電話をしたのも1回だけ。
何週間も相手からの折り返しをただただ待っている。
もう掛かって来ないわっ!
返信がない、繋がらないなら、もう一度こっちから連絡をすればいいんじゃない。
相手もこっちの1通のメール、一度の着信なんて気にしてないよ。
「メール送った」「電話した」はあなたのアリバイでしかないし、
本気でことを進めるならは、その先の動きが大事でしょというのだが・・・
場面や案件が変わると、また同じことの繰り返しだ。
つまり、やりたくないのだな。
一度は渋々連絡をするが、あとは相手のターンでしょと放り投げて終わり。
聞かれれば「やったのですが(相手が悪い)」と言えるようにしておくだけというスタンス。
20歳やそこらの新人なら何度かは指導するけど、
いい歳した経験者に何度も言っても意味がないと思う。
まさにそれが仕事の能力であり、実行力であり、事を成し遂げるための姿勢だから。
なので、この手のやり方を教えなければいけないレベルは、
社会人1年生、譲って2年生くらいまで。
出来ない人は出来ないし、やらない人はやらないのだ。
だから、ワタクシはあまり「やり方」を教えようとは思わない。
メールを2回送れとか、
電話を3回掛けろとか、
そんな話ではないからだ。
本当に仕事を進めたい人は、自分で考えて動く。
返信がなければ、「メール届いてますか?」と電話する。
電話に出なければ、時間を変えて掛ける。
それでもダメなら、別の担当者に連絡する。
急ぎなら直接会いに行く。
何とかして前に進めようとする。
だって、自分の仕事だから。
逆に進まない人は、いつも「相手待ち」である。
メールを送った。
電話をした。
あとは向こう次第。
そんなスタンスだ。
しかし、世の中の仕事のほとんどは、
相手が自動的に動いてくれるほど親切にはできていない。
忙しくて忘れているかもしれないし、他の案件に埋もれているかもしれない。
こちらが動かなければ、そのまま止まる。
それなのに、「連絡したんですが・・・」と言う。
いやいや。
連絡したことが仕事じゃない。
進めることが仕事なのだ。
テニスでも同じである。
「ボールは追いました」
「ラケットは出しました」
そんなことを報告されても困る。
返せたのか。
ポイントが取れたのか。
そこが結果だ。
仕事も同じ。
メールを送ったことが成果ではない。
電話をしたことが成果でもない。
案件が進んだのか。
目的が達成できたのか。
そこだけである。
だから、経験者の評価は行動量ではなく結果になる。
もちろん結果だけですべてを判断するわけではない。
だが少なくとも、「やりました」と「進めました」の間には、とてつもなく大きな差がある。
そして、その差こそが、できる人とそうでない人を分けるのだと思う。
もっとも、何度も催促して、何度も連絡して、何とか話を前に進める人ほど、
なぜか本人は「いや、普通にやっただけです」と言うのだけど。
たぶん、その「普通」が普通じゃないのである。
コメント