VANとか、関口周一パーソナルPRESTIGE・インプレとか。

テニス

前にも載せた気がするけど、通ると必ず入ってしまう店。

永遠のブランド、VAN JACKET。
ジャケットじゃなくて、ヂャケットって言い方が懐かしい。
赤いスイングトップは超定番ね。
まあまあ高いな。


さて、関口プロのパーソナルモデルを打ってみた。

22歳児との練習ってことで、前日に張り上げた関口パーソナルのHEAD PRESTIGE。


あ、テンションシールそのままだった。

プロ選手会、ウインザーさんと契約しているんだよね。
普通にお店に張りに出してるのか。


ということで、関口パーソナル。

ベースはHEAD・PRESTIGEだが、モデルは分からない。
というか、パーソナルなので、簡単に言うとワンオフモデル。
オーストリアの工房で特別に作られたもの。


特徴的なのはコスメ。

全周がグロス(艶出し)塗装。

市販モデルは艶部分のつや消しのツートン。

関口モデルは歴代全てが全周グロスになっている。
そういえば、錦織圭のラケットもグロスだったな。
関口プロによれば、塗装で明らかに打感が変わるそうだ。


ベースモデルは何なのか分からない。

カーボンの組み方はおそらく数世代前のプレステージのはず。
どのモデルも届いてすぐに使えるってことは変わっていないということ。
3代前だったかの赤いプレステージもRA(フレーム剛性)が突然低くなって、
しなりすぎな感じもあったけど、関口パーソナルは何ら変わってなかったし。

ワタクシもどちらかと言えばグロス塗装派。

左手をスロートに添えた感触がザラザラしていなほうが好みなのだ。

グリップはまさに関口パーソナル。
ジュニア時代に使用していたプリンスタイプになっている。
元グリップは当然レザー。

ちなみにエンドキャップの真ん中の傷みたいなものは、
バランス調整のシリコンを注入する穴部分。
プロスペックはHEADマークがシールになっていて、この穴があるのが特徴なのだ。


ということで、打ってみた。

普通に使いやすい。
関口パーソナルは若干ウエイトは重めながらも、
バランスがトップライト気味なので、取り回しが非常に良い。

プロモデルだから重くて振れないってことはない。
ちなみに鈴木貴男プロパーソナルのDUNLOP CXも400g近くあるが、
かなりのトップライトで振れないことはなかった。
あんなスライスは打てなかったけど。

関口プロモデルも振りやすいし、打ちやすい。
適度なしなりがボールをくわえてから、振った通りに飛んでくれる。
ラケットが飛ばしてくれる感じはさすがにないが、
使用選手が「裏切らない」と言うのも納得の「振った通りの結果」が出るラケットだ。

現在のプレステージよりは剛性が低いような気もするが、
その分、粘りもあって、安心感も高い。
さすがプロが煮詰めたスペックだけはある。

ただ、グリップは違和感バリバリ。
長年のHEADユーザーなワタクシには、
「このフレームにこのグリップって?」は拭えない。
勝手な感想だけど。


ボレー、サービス、どのショットにもクセのない素直な感触。
このまま発売しても売れるんじゃないかな。

22歳児にも打たせてみた。

「柔かいです。以上」って、それだけか〜い!
ジュニア時代からHEADを使い続けている彼だから、
きっとグリップがどうもね〜って感じだったんじゃないだろうか。


そんな関口プロは、先日からラケットをテクニファイバーにチェンジ。
ちょっと驚いたけど、コーチとしての活動においても良い契約だったのだろう。
寂しい気もするけどね。

そんな関口パーソナル・PRESTIGEの試打だった。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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