お祭りとか、(旧)Prince Graphiteインプレとか。

テニス

代々木駅前。

お祭りも復活したらしい。
さすが代々木は日本共産党さんの寄付が大きいらしい。
ところでどこのお祭りなんだろ。

さて、ちょっと古いPrince Graphite

あれこれいじって張り上げた。
なかなか打つ機会が無かったのだが、ようやく試し打ち。

振動止めがフォルクルなのがちょっと・・・

相手がいないので、サービスで試し打ち。

肩慣らしで軽く、そして遠くにボールを飛ばす。
フェイスサイズが大きいし、やっぱり飛びはいい。
ただ、ボワンとした大雑把なフィーリングではない。
それなりにフォーカスされた感触でコントロールもしやすい。

あれ?こんなにサービス入ったっけ?
そんないい感じでボールが飛んで行く。
特にスライスサービスのキレがいい感じ。
ああ、そうだったけ。
グラファイトってこういうの強みだったよねって。

とはいえ、ずっとサービス打っていると肩をやってしまいそうだったので終了。

スタッフが揃ったところで、武田コーチにラリーをお願いする。

おおお!いいじゃん!

さすがにミッドプラス系ほどではないけど、フィーリングもしっかりしている。
何より潰す感じでのスピンが打てている感じは大きなメリットかなぁ。
グラファイトって剛性感高いのね。


ただ、今ひとつなのはフェイストップ部分でヒットした時の負け感。
やっぱりフラットビームのボックスフレームだとここは仕方ないのかな。

そんな部分を補っているのが、最新モデルの素材でもあるだろうけど、
おそらくファントムグラファイトのCTS構造なんじゃないかと思う。

CTS構造
フレームの根元の部分から徐々に厚みが増していく構造。
これにより、スウィートエリアがトップ方向へ拡大し、
フレックスポイントから打球点までの距離が長くなるため
フレームのしなりによるパワーがアップする。

というものなのだが、ワタクシ的にはフェイストップ部の負け感が
軽減されるという効果が大きいような気がする。
まあ、スイートエリアが上部に移るってのはそういうことなんだろうけど、
前のモデルを打つに、今の進化に納得というところだ。


そして何よりボックスフレームの適度なしなりはやっぱりいい。

グラファイトって名品だなと改めて見直した次第。

最近のプリンスラケットって進化ぶりもすこいけど、
コンスタントにヒットモデルを出しているのもすごい。
中でもBEASTシリーズは試打キャンペーンでも1位を取るくらいのヒットシリーズ。

良い商品を出し続けるのって、名品の確かな基盤があって、
そこに最新のテクノロジーを融合させていくってことなのかもなと思った。
たしかに、各社名品と呼ばれるものがあって、そこは崩さず続いている。
ものづくりそういうことなのね、きっと。

かつて憧れたモデルって、今も光ってるのね。
Prince Graphite、名品だわ。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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