もうやんカレーとか、島耕作とか。

読書

ずっと気になっていたカレー屋に行ってみた。

もうやんカレー
独特だな。
濃いっていうか、少し薬膳ぽいっていうか。
毎日はちょっと無理かも。(毎日食べるなよっ!)
大きなお肉がゴロってのもあまり好みじゃない。
口が子供なもんで。


さて、島耕作である。

こんなガャチャポンあるのね。

課長から会長まで揃ってる。
読み切りの「ヤング島耕作」はいないのね。

実は昨年から、マガポケで「島耕作シリーズ」を読んでいる。
無料のアプリで無料分だけなので、毎日少しずつ。
最近ようやく社長まで来た。

部長あたりまではコミックを持っていて、実家においてある。(迷惑だよね)
帰省した時に一旦読み返して処分するかな。

しかしこの島耕作という作品、すごい金脈見つけたなと思う。
どちらかというと小心者なサラリーマンが課長の内示を受け取り、
時を経て会長まで昇りつめるサクセスストーリー。
弘兼先生はここまでイメージして連載始めたのだろうか。
いや、さすがにそんなことはないよね。

その時代時代のビジネストレンドや時事ネタを取り入れながら、
なぜか女性にモテ、ほとんどの困難もラッキーな方向に転んで
順調に出世していく主人公。
そんなことあるかいなと思いつつ、やっぱり面白い。


でも一方で、組織ってこういうものなのねという苦さも。
どこの派閥にも所属しない、偏らない生き方をしながら出世してるけど、
たぶん純粋にそれをしていたら、大きな企業でそこまで上がるのはまず無理だろう。

実績だけで上り詰めるなんてのは現実的には難しい。
その時点での上司や、為政者に気に入られないと、そんな簡単には上がれない。
人の集まりが組織だから、気に入られないとそれなりの陽の目は・・・
まあ気に入られるまではいかないにしても、
嫌われないようにしないと居づらいだけって現実もあると思う。

世の現実は「人事は好き嫌い」の部分も大きいと思う。
実際、そんなことを言う上位者もいる。
たしかにそうなんだろうけど、
上がそれを言っちゃあおしまいよもと思うけど。(苦笑)


極端に阿ったりはしないけど、絶妙に気に入られる。
加えて、この場所(初芝電器)で生きていくことにまったく疑問を持っていないこと、
ガツガツ出世をしたいように見えないのも強みになったんだろう。
島耕作はそのあたりのさじ加減が天才的なんだろうなと思う。

あまりに現実離れした荒唐無稽のサラリーマン物語であると同時に
そんなことあるよねとか、ああ、世の中ってそうなんだなと思わせる
サイドエピソードの数々。


そんな弘兼憲史先生はすごいとしか言いようがない。
さらには奥様の柴門ふみ先生もヒットメーカーの大看板漫画家さんだし。
ご夫婦でどんだけ稼いでるんだろ。
島耕作になりたいとは思わないけど、弘兼先生になりたいなぁ。
または秋元康かな。(笑)

という、島耕作。(どんな?)

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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