「あなたはもう〜忘れたかしら〜♩」って、
風呂桶に関西風、関東風があるのって知ってた?
掛け湯をするときに、関西は湯船から、関東は蛇口から取るので、
関西はひと回り小さく、重くならないようにってことらしい。
こんなところにも文化の違いがあるのね。
深いな、日本。
ちなみにワタクシが気に入ったのはこちら。
ケロロ、子供と一緒に見てた。
めっちゃ面白かったよね。
さて、テニスのことなどすっかり忘れたかのような18歳児。
2月、3月はいよいよ大学受験。
ワタクシはといえば、彼の勉強については何がなんやら全然わからず、
加えて、試験制度についてもよくわからないまま。
試験会場への一緒に行くのが唯一の役割りという、
役に立っているんだか、いないんだかという状態。
ワタクシの見事な道案内で無事に私立大学の試験を終えた18歳児。
五月雨式に発表日がやってきた。
まずは1校目、T理大発表〜合格。
とりあえず浪人はなくなったと、胸をなでおろすワタクシ。
まったく平常心で何の感激もない18歳児。
まあ、試験が終わった日、「たぶん受かった」って言ってたしね。
続いて2校目、KO大学発表〜なんと、合格!
マジか?ちょっと驚きつつ、喜びながら、学費にビビるワタクシ。
お高いんでしょ?
そしてまったく喜んでいない18歳児。
KOボーイとか関係ないみたい。
ワタクシ的には、家計がKOされることの心配が。
そして3校目、T理大(別の学部)発表〜合格。
ここまで来ると、あまり感動はないが、やっぱり嬉しいワタクシ。
しかし、まったく喜ばず平常心の18歳児。
もう1学部受かってるしね。
さらに4校目、W田大学発表〜な、なんと合格。
マジか。早慶ダブル合格って・・・ホントにウチの子なのか?
うーん、どっちに行く?
って、なんともぜいたくな悩みだなぁと、
あれこれ思いが交錯するワタクシ。
と、18歳児を見ると、全く平常心。
というか、全然喜んでいない。
「とりあえずよかったね」と言うと、
「あ、はい。ありがとうございます」と抑揚のない返事。
そうだね、彼の本命は国立大だった。
完全にそっちを見てるから、ここまでで喜んでもいられないってことらしい。
浮かれてごめんよ。
そんなわけで、相変わらずiPhoneを置きっ放しで勉強を続ける18歳児。
ワタクシなら間違いなく勉強やめてるな、きっと。
この意志の強さが彼の強みなんだろうな。
ということで、本命の国立の試験日。
夕方、試験を終えて帰ってきた18歳児は涙目。
「失敗しました。ごめんなさい」とのコメント。
どうやら自分的にはうまくいかなかった教科があったらしい。
この世の終わりかという表情で塞ぎ込み、部屋にこもり、
布団にくるまって動かない18歳児。
また結果が出たわけじゃないんだけど。
理解できるような、できないような。
4つも合格もらって、この世の終わりって・・・
ワタクシとは回路が違うらしい。
とにかくここまで来たら結果を待つのみ。
そしてなぜか暗い顔をして、ひたすら勉強している。
なんで?
あ、そうか、
国立の後期試験はこれからなのね。
まだ18歳児の試練は続くのだった。
コメント