葉桜とか、そこで差がつくとか。

仕事

原宿、表参道沿いの小学校。
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登校日なのだろうか。
葉桜になりかけた桜の下、
久しぶりに子供達が学校に入っていく。

早く平常に戻るといいね。

 

さて、首都圏、いや全国に自粛要請が出る中、テニス業界もほぼ全社がクローズ。
我がTeam RECも全校がクローズになっている。

スタッフたちも最低限のメンバーが交代で施設に詰めるのみ。
他のメンバーの多くは自宅待機(在宅勤務)になった。

当然、こんなことは初めて。

自宅待機って?
待機ってことは、ただただ自宅で待ってるってこと?
この状況でお呼びなんてかからないのに。

在宅勤務って?
勤務ってことは何かをするんだよね。
レッスンが主たる業務のコーチはどうする?
事務作業と言っても、持ち出せない情報も多いし。

結局は「待機」するしかないのか?

そんなこんなで、急ピッチで体制を整えた。

いくつかのテーマを設定し、レポートを提出する。
自己の業務体制を洗い出し、業務改善提案を提出する。
外部研修のオンデマンド受講体制を整え、受講〜レポート提出をする。
在宅勤務の日は上記のいずれかを選ぶ仕組み。

結果、毎日たくさんのレポートが届く。
シフトの扱いも流動的で複雑になっている。
ここは休暇扱いだからレポート対象じゃなくて、
えーと、ここは?・・・報告と違ってるぞ!とか。

うーん、業務が増えた。
まあ仕方ない、これはこれで対応しよう。

 

で、考えた。

テーマに関するレポート、分量の指定はあるが、
そんなに大変な量ではない。
せいぜい、A4を2枚程度。

テーマもそれほど難解なものではなく、
普段から問題意識を持っていれば、
あっという間に書けるテーマがほとんど。
もちろん、何も考えていなければ苦労すると思うけど。

一日の待機時間を考えれば、時間はじゅうぶん。
いや、余るはずだ。

オンデマンド受講も、そんな長いものはない。
長い講座でもせいぜい2時間だ。
レポートを書いたって、3〜4時間だろう。
つまり、勤務時間の半分にすぎない。

 

基本的に時間は余るはず。
拘束時間のおおよそ半分は自由に使えると思う。
その程度のペースじゃないと、その人の生産性に疑問が生じるな。

チャッチャとレポートを書き上げて、さてどうする?

今日のタスクは終了とのんびりするか、
はたまた余った時間で何かをするか。
この状況をどう活かすかが、個々の分岐点になるんじゃないかな。

本を読む。
オンデマンド研修をもう1講座受講してみる。
何らかの提案書を作成してみる。

マイナス要素ばかりのこの時期。
慣れない在宅勤務と、慣れないレポート。
しかし、普段の業務(レッスン)がない分、時間は捻出出来る。

日々の業務に追われない機会なんてめったにない。

 

人に会わなければならない業務は削られた。
出かけなかればいけないことも削られた。

ワタクシたちは主たる業務であるレッスンがなくなった。
業務時間の70〜80%を占める業務がなくなったのだ。

休日取得も増えた。
今まで取得しづらかった有給休暇、振替休日だ。
休日は休日だから休めば良いが、休まなければいけないわけでもない。
自分にとって有益な何かをしても誰も怒らない。
(家族が怒る家もあるのかな)

このチャンスに出来ることを探すか、何もしないか。

ある意味、試される期間なのかもしれない。

 

どうする。
プレッシャーをかけるつもりはないけど、
この先を自分を決める大事な期間なのかもしれない。

いつでも、どんな時でも、やれることはあると考える人が、
成長出来る人、地力をつけられる人かも。

大事にしよう。
こんな機会、もう二度とないかもよ。
っていうか、もう二度と無しでお願いしたいけど、
今のこの瞬間は現実だから。

あ、これって業務指示じゃない。
あくまで自己啓発、自己研鑽についての大きなお世話ってことで、
よろしくお願いします。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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