レックインドアテニススクール上石神井でのウイルソンさんの試打会にて。
スタッフのUさんの誕生日だそうだ。
いいチームだね、アメア(Wilson)さん。
さて、帰省最終日の朝。
いつものようにランニング。
あちこち思い出の場所をぐるりと回り、
いちばん濃い思い出の場所、テニスコートへ。
昔はこの6面はアンツーカーコートだった。
このコートに割り振られるとソックスが真っ赤になったっけ。
今はきれいな砂入り人工芝コートだ。
勝ったり負けたり、死ぬかと思うほど練習したり、
先輩から理不尽なランニングを命令されたり、
そりゃもう色んなことがあった場所。
ここの住職がワタクシたちのコーチだった。
職業柄か、恐ろしく禁欲的なプレーを強いる住職。
ドロップショットを打てば「正々堂々と戦え」と怒られるし、
サービスダッシュをすれば「ハイカラなことするな」と怒られた。
「100球打ってくる相手には101球返せ。
1,000球打ってくる相手には1,001球返せ」が信条。
まあ理屈ではそうなのかもしれないと最初は思っていたが、
インターハイで、早稲田実業の藤田さんや、柳川高校(当時は柳川商業)の試合を見て、
「あれ?100球返される前に1球で決めなきゃやられるぞ」と思ったのを覚えている。
一年生の頃に見られてよかったよ。
そういえば、合宿もこのお寺だった。
お寺に寝て、起きて境内を掃除し、朝はお経を唱え、座禅である。
風呂はなかったのかどうか覚えていないが、
墓地の前の水道で頭と身体を洗ったっけ。
そして地獄だったのは裏の山に登るこの石段。
何度も何度も延々とダッシュを繰り返す。
もはや巨人の星である。
そんな思い出の石段も随分と古くなった。
せっかくなので登ってみた。
そうそう頂上にはこんな社があった。
合宿の夜中に抜け出して、女子部員と長々と話をしたり。(時効)
お墓の前にはテニスコートが広がる、
あの頃そのままのような気もする景色。
もう30数年年前なのね。
歳とったぜ。
ちなみにコーチだった住職は今もご健在。
地域テニス協会の会長もやっておられるようだ。
相変わらずフォアハンドもスライスなのかな。
テニスコート横のお店。
練習帰りにたむろしてジュースを飲んだり、カップラーメンを食べたり。
ちょっとだけ悪いこともした気もするがそれはまあ・・ね。
高校生定番の毎日だった。
もうお店はやってないのかな。
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