ゴルフとか、受け方とか。

仕事


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

ゴルフである。
久しぶりだ。

メンバ−はボスとDRKさん。
光栄なことにREC経営陣とのラウンドである。
って言っても、いつも通りだけど。

ワタクシの人生において、何とかしたいと思いながら
思うようにならないもののひとつがゴルフ。

分かったような気になったと思えば、
次のラウンドではどん底の気分に。
まさしくジェットコースターのような。

今日はどうだろう。
欲張らずに自分のペースで、自分の世界で
何かをつかんで帰りたい。
だから、ワタクシに話しかけないでください。(ウソ)

しかし埼玉って遠いね。
次は千葉でやりませんか?

 

さて、人は見たいものだけを見、聞きたいことだけを聞くらしい。

いや、見たいものだけが見え、聞きたいことだけが聞こえる
というのが正しいだろうか。

目に映ったものは映像信号として入っては来るが、
脳がそれを受け止めるかは別問題。
音は音声信号として耳から入るが、
それを脳が受け止めるかは別問題。

実際、見たものすべて、聞こえた音すべてを
脳が認識し、解析していたら気がおかしくなってしまうだろう。
必要なものだけを脳に取り入れ、認識・分析する。
非常に高度な取捨選択を繰り返しているのが人間らしい。

それは日常的に見える、聞こえるものだけではなく、
様々な場面においても同様のようだ。

例えば研修やセミナー。
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こんなワタクシも研修で講師役をすることがある。
座学やオンコート等、多人数に向けて話をする。

テーマは様々だが、大きな全体テーマを構成し、
社内などクローズな場合は、メインテーマの中に、
受講メンバーの顔を思い浮かべて必要なことを織り込む。

全体的に押さえておくべきことと、
ここは特に〜さんに分かっておいて欲しいな、
押さえておいて欲しいなということで構成する。

実際に研修場面においては、参加者の表情や動作などに
注意を払いながら進行する。

聞いている、聞いていない。
反応している、していない。
ウケてる、ウケていないとか。

で、「ここ、あなたにこそ必要」
「あなたのために盛り込んだのよ」
という場面で、その人の反応を見る。

すると、多くはそのイメージした対象者、
つまり一番聴いて欲しい人に限って聞いていないのだ。

こちらからアイコンタクトをしても、
顔が別のところを向いている。
メモをしていた手が止まっている等々。

後日、研修レポートを提出してもらうのだが、
案の定、その項目だけがすっぽり抜けている。
つまり、そこだけ頭に入っていない、
心に引っかかってくれなかったのだ。

多くの場合においてこのパターンが多い。
面白いようにドンピシャの反応や結果(レポート)が出る。

「聴いて欲しいこと」はその人にとってのウイークポイント、
足りないところだから、心地良くない言葉なのだ。
だから、脳がそこをカットする。

無意識か、意識的にかは分からないが、
シャッターガラガラと一時休業になるのだろう。

または、「オレはそんなことは出来てるぜ」と思っているからか。
出来ていると思えば聞く必要はないし、学ぶ必要もない。
そして実は出来ていないので、そこは弱いまま、欠落したままとか。

「そんなことは知っている」「自分は出来ている」という姿勢が
成長を阻害するとはよく言ったものだと思う。

本人にはそんな意識はないのだろうが、
人間は勝手に自分を評価し、分類する。
そしてここはすでにクリアしていると勝手に思う。

自己分析が一番難しい。
客観的に自分を見ることは至難の技だ。
そして謙虚に学ぶことも。

「日々勉強」「一生勉強」と思っていても、
脳が勝手に心地良くない情報、耳が痛い言葉を遮断する。
研修を担当し、最終報告までを追ってみるとそれがよくわかる。

謙虚に学ぶのは難しい。
恥もかきたくない。
出来れば「自分は出来ている」と思いたい。

しかし多くの場合、自分に都合の良いようにしか
人間は動かないように出来ている。
だから、「すべてを学び」に変えなければいけない。

失敗しても、前に出て話す。
自分に欠けていることかもと思い、聴いてみる。
受け手にも訓練が必要だ。

立場変われば、きっとワタクシもそうなんだと思う。
難しいね。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

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