確保とか、ひと段落とか。

ファミリー


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
頑張ろう、日本!

 

12歳児のおやつ。
IMG_0841

袋に名前と残数が書いてある。
そうしないと長男が食べてしまうようだ。
ちなみに、カウントダウンをどう書いていったのかは不明である。

 

さて、長きに渡る戦いが終わった。
12歳児の中学受験である。

正直、ワタクシは中学受験はどうでも良いと思っていた。
公立育ちの妻とワタクシには私立一貫校はあまりピンとこなかったし、
長男の中学受験の時の大変さもあり、地元の公立で良いと思っていた。

ある時、12歳児が「受験?するよ」と事も無げに言った。
ああ、塾の友達に影響されているのだろうなと
その時は流していたのだが、考えは変わらなかったようだ。

「どうして私立に行きたいの?」

「今、苦労しておいて、6年間ノビノビとテニスしたいんだよ」

「ふーん、でも今ノビノビするってのは?」

「だってさ、私立行けば塾も行かなくていいしさ。お金もかからないじゃん」

私立は授業料が高いんだよとは言わなかったが、
ワタクシの12歳の頃とはえらい違いである。
小学校の頃なんて、せいぜい明日のことしか考えてなかったぞ。

結局、本人の好きにさせようということに。

徐々に塾の授業の日にちが増えていき、
毎週のように開催される模試、
そしてテニスに行けない日が増えていく。

試合は春の大会を最後に出られなくなった。

夏休み、「テニスは受験が終わるまで休む」と言う。
「気分転換になるし、行ける時は行けば」と言ったのだが、
「終わるまではやめとく」と自分で決めた。

勉強は塾の授業と自習室。
そして何故か自宅では、ワークスペースのカウンター、
ダイニングテーブル、そして卓袱台を回遊。
自分の部屋の勉強机はあまり使わなかった。(どうして?)

「勉強しなさい」と言ったことはない。
あまりに悲壮感がないので、「大丈夫?」とは聞いた。
そして、いつも「やってるよ」との返事。

そして、第一志望の専願受験を迎えるのだが、
例年通りの高倍率の14倍。
35名の合格枠に500人受験て普通じゃないぞ。

試験前夜、「あ〜あ、明日で人生決まるのかぁ」と12歳児。
そんなことでは人生決まらないと思うのだが、
人並みに緊張しているらしい。

 

試験を終えた。
合格発表を見に行くかと聞いたら、
「行かない。学校に行く」とのこと。

ひとりで見に行った妻からメール。
IMG_0895
「あったよ、合格」

マジか。
あの倍率を抜けるとは。
色んな意味でサプライズな12歳児である。

 

ということで、一般試験を待たずに受験はおしまい。
冬期講習料やら受験料やらが掛からないで済んだのはありがたい。
加えて学校は徒歩圏内で交通費も掛からない。
そういう意味では親孝行な12歳児。

さっそく封印していた漫画を取り出して読み漁る。
IMG_0901

そして、その後も変わらず塾に通い続ける。
どうして?
ワタクシなら絶対に行かないけど。
やっぱり不思議な12歳児である。

テニスもそろそろ再始動のようだ。
思う存分頑張って欲しい。

 

そんなわけで(どんなわけ?)、ワタクシは今日明日と、有明テニスの森で開催される
「東京都知事杯・有明チームテニスコンペティション」のカメラマンとしてお手伝い。

今年はゲストプロに穂積絵莉プロも来る予定。
見学は自由なので興味のある方と
ワタクシに差し入れをしたい方は有明へお越しください。

ためブロ

ためブロ

福島県生まれ。 普通の公務員の家に育ち、小〜中学校はバスケットボール部に所属。 強豪校のあまりに厳しい練習とレギュラー争いに嫌気がさし、個人スポーツをやることに。 高校で見つけたのがテニス。 当時まだ硬式テニス部は少なく、進学した高校でもまだ「テニス愛好会」だった。 テニスといえば女子、しかも愛好会という緩そうな雰囲気に惹かれ入部。 しかし、女子はおらず、東北なのでクレーコートが使えるまで、毎日ランニングと素振りの日々。 加えて、素振りをした途端に、先輩に「センスなし」から一刀両断。(笑) そんなテニスとの出会いが、今に至り、テニスで生きているという不思議な人生。 テニスを軸にたくさん勉強させてもらったことを駆使して、 テニス業界、スポーツビジネス界で生きている今現在。 座右の銘は「努力に勝る天才なし」 セミナー講師や研修も得意技。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP