エルボーとか、トスその2とか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

先日書いた内容についてアドバイスというかお声をいただいた。
色んな状況があるのでひと括りには出来ないが、
なるほどそういう可能性もあるのかと勉強させていただいた。
ただ、子供たちのケガなど大事に至らないことを望んでいる。
ありがとうございました。
(その矢先から数日テニスが出来ないほどのケガをさせられてしまったのだけど)

さて、左の肘が痛い。
左だからテニスではないと思う。
(そもそもそこまでテニスをしていない)
しかし、どうして右じゃなくて左なのだろう。

 ワタクシ 「左肘がずっと痛くて」

 

DRKさん  「おっ!(ゴルフの)練習してるんですか?!」

 ワタクシ 「一球たりとも打ってませんが。(キッパリ!)」

 DRKさん  「(呆れたように)ジョッキエルボーですね」

そうなのか。
ジョッキエルボーか・・・って、違うわっ!

さてさて、またトスのお話しである。

トスについてはそんなに難しく考えないようにしている。
「絶対にここに上げなきゃ」と自らプレッシャーをかけてしまうと、
それこそサービスイップスになってしまいそうだ。

ようするに、ボールを空中に投げ上げるだけのことである。
投げ上げるというよりは、押し上げる感じだろうか。
いずれにしても、動作としては非常に単純である。

ちなみにワタクシ、トスの上げ直しはほとんどしたことが無い。
「そもそもそんなにテニスしてないだろ」
ってツッコミは無しでお願いしたいのだけど、
おそらく一日3試合でやっても一度も無いと思う。

もちろん暴風や何らかの妨害の場合は別だが、
インドアだったら、年に1回も無いんじゃないかなと思う。

理由はいくつかある。

昔からトスで悩んだことが無いということもあるし、
サービスが若干クイック気味でトスが低めということもあるのかもしれない。
一番の大きな理由は、打点の許容範囲が大きいということだと思う。

そもそもサービスの打点はひとつではない。

右気味に上げてスライスを打つこともあるし、
左気味に上げてスピンを打つこともある。

場合によっては、頭の後ろ(左気味)にトスを上げ、
スピンでセンターを狙うと見せかけて、
スライスでサイドに打つこともある。

左右だけでなく、相手から見て同じに見えるように
トスを前後にずらして球種を変えることもある。

つまり、おおよそ頭上の半径30センチくらいなら
じゅうぶんに打点になり得るわけで、
トスが数センチズレるくらいは何でもない。

じゃあ、それでサービスが安定していないかというとそんなことはなく、
どちらかと言えばサービスは武器である。

これって皆がそうなのかどうかは分からないが、
ワタクシにとってトスはそこまでシビアではない。
だから悩むことも無いってわけだ。

「それでもトスがずれたら入らないのよ」という方。
それは、もしかしたら体の方のアジャストの問題かも。

トッププロが寸分たがわず同じところにトスを上げて、
毎回、寸分たがわぬフォームで打っているかというと、
そんなことはないんじゃないかなと思う。

もちろんあっちこっちにトスがブレまくることも無いだろうし、
フォームもしっかり固まっているのだけど、
多少のブレは体がアジャストしているのだと思う。
(実際、トップ選手でも打点があちこちの人もいる)

問題はアジャスト出来る状況にあるかということ。

女性プレーヤーに多いのは、トスを上げる動作で
同時に膝が伸び上がるパターン。
これだと打点に入る前に膝が伸びきってしまうから、
トスのズレに対して体の修正のしようが無いし、
打点に向かって伸び上がる動作も出来ない。

トスを上げるのは上への動作ではあるが、
ボール1個を投げ上げるのに膝の力は要らないから、
腕だけをゆっくり大きくストロークさせて
ボールを上げれば良いだけである。

ということで、前回書いたように、
壁に向かってイスに座り、トスの練習をするのだ。
これなら膝や伸び上がりを使えないから
腕の動きで上げる練習になるんじゃないかなと思う。
(壁は正しく上がっているかの目安)

打点の前の動作で膝を曲げてパワーをためるという考えもあるが、
そこまでの筋力が無ければ、パワーという考え方で無くて良い。
打点に向かって融通が利くように膝にゆとりを持たせる程度に
考えれば良いのではないかと思う。

トスを真面目に考えすぎないことじゃないかなと思う。
もちろん、トスが明後日の方向に吹っ飛んでしまったら
上げ直しをすれば良いのだけど、
体の動きで何とかなるレベルなら打っちゃっても良いんじゃないかな。
テニスはトスの正確さを競う競技じゃないんだし。

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