名盤とか、正しいお昼とか。


まだこれからすべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

名盤である。

菊池ひみこ「WOMAN」

菊池ひみこは、大学時代、毎晩のように通っていたBARで知った。
総武線本八幡駅近くの裏道にあったジャズバーだった。

お金も無いはずなのに、喫茶店でのアルバイトの帰り、
サイゼリヤ(第一号店)で食事をしてから、
その店で朝までサントリー・ホワイトの水割りを飲む毎日だった。

そういえば、あの店でお金を払った記憶がほとんど無いのだが、
お勘定は誰が払ってたんだろう?
バイト先の先輩とか、常連さんなんかとつるんでたから、
きっと誰かが払ってくれていたんだろう。
申し訳なくも失礼な話である。

加えて、その頃ワタクシは大学生。
毎日、アルバイトをし、その後、朝まで飲んでいたから、
ほとんど授業にも行っていない。
これまた申し訳ない話である。

そんな楽しい(?)毎日毎夜に教えてもらった
ジャズやら遊びやらの数々の中のひとつが、菊池ひみこだ。

当時はもちろんレコード。
そして店に行けば聴けたので、自分ではアルバムを持っておらず、
後年、思い出して購入しようと思ったら、すでに廃盤。
これはヤフオクで探しまくって手に入れた、貴重なCDなのだ。

ちなみに、菊池ひみこの初期のアルバムは
テイチクレコードから発売されている。
テイチクと言えば演歌中心の会社だから、
廃盤になってしまっているのも分かるような気がする。

まあとにかく、素晴らしい楽曲の詰まった名盤。
特に最後の「Nursery Song」は珠玉の一曲である。

入手困難な楽曲ではあるが、有名動画サイトなどで
聴くことは出来るようなので、興味のある方はどうぞ。

後世に残る名盤だと思うんだけど、再販しないかねぇ。

さて先日、レックテニススクール府中へ行った。

打ち合わせの後、コーチたちと昼食へ。
が、目当ての担々麺屋さんは、店主が中国へ里帰り。
残念ながら閉まっていた。

次なる候補を相談するもなかなか決まらない。

と、Wさんが提案。
「府中で一番美味い餃子を食いに行こう!」

駅の反対側の路地裏へ。

手作り餃子「大一」

中に入ると、12席ほどの小さなお店。

時代を感じさせるコカコーラの冷蔵庫がナイス。

ビールを頼みたいだが、昼なので水でガマン。
餃子を頼んだ。

餃子は入り口各の餃子鍋で焼くようだ。

「おじさん、チャーハンある?」と聞くと、
「やめちゃったんだよね。つくれないわけじゃねえんだけどさぁ」
との答え。

壁に貼ってあるお品書きを見たら、
「餃子」「ラーメン」「ネギラーメン」の3種類のみだった。
究極の絞り込みメニューである。

そうこうしているうちに餃子が焼き上がった。

見てくれはちょっと・・
味はかなりのレベルである。
うん、気に入った!

ということで、全員でネギラーメンを注文。

こっちも美味い。
野郎4人の昼飯として、非常に正しい形である。

おじさん、75歳っていってたけど、
こういう店はずっと残って欲しいな。
また行きまっせ。

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