危機一髪とか、グリップとか。


あれから一年経ちました。
でも、まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

愛用のハンドクリーム。

手荒れのヒドイ冬場には手放せないアイテムである。
ここ最近、コートに立つことも増えたので、
指のヒビ割れ防止には欠かせない。

このブランドは随分昔から使っている。
おそらく10年以上になると思う。

これ、ベトつかないのが気に入っている。
ハンドクリームは塗った後、ベトベトするので、
携帯を触ったり、PC作業をしたりと、
あれこれするのに何かと不便。

このブランドは塗ってすぐにサラサラになるので扱いやすいのだ。
そのぶん、保湿性は今ひとつだが、マメに塗ることでカバーしている。

ということで、カバンには常にこのクリームが入っているのだが、
先日、取り出してみると、キャップが今にも外れそうな状態。

アブナイ、アブナイ、危うく大惨事である。
マウスやらカメラやら、iPadがハンドクリームまみれになったら・・・
想像しただけでも恐ろしい。

ということで、ハンドクリームを入れる場所を
別途設定してみた。
またひとつ賢くなった、ワタクシである。(そうか?)

さて、グリップである。

昔、思い切りリターンをひっぱたいたら、
ラケットが根本から折れて、
手にはグリップしか残っていなかった思い出があるが、
これはそういうことではない。

フォルクルラケットのグリップの構造サンプルである。

フォルクルのラケットはその振動吸収性には定評がある。

グロメットもフレームも一見、普通の形状なのだが、
手元に伝わる振動は非常にマイルド。
そしてマイルドながらも、振動をカットし過ぎず、
適度な打球感は伝えてくれるため、
自分のショットの感触を見失わずに済むという
絶妙な味付けがされていると思う。

そのヒミツがこのグリップにあるのだ。

エンドキャップを外してバラバラに。

エンドキャップ、エンドピン、コア、パレット、フォームに分かれた。

写真では分かりづらいが、グリップのコアは中空構造。
エンドからフレーム部まで穴あきである。
そしてこのエンドに差し込まれたピンが、
打球振動と逆の方向に振れ、振動を減衰させるのだとか。

そしてパレットとコアの間に挟み込まれたフォームがこれ。

このフォームが最終的な振動を処理してくれるのだろう。(たぶん)

以前、フォルクルのK女史に聞いた説明では
五重の塔の振動減衰建築と同じと言ってたような
言ってなかったような…忘れた、ゴメン。

とにかく、フォルクルの秀逸な打球感は
この複雑な構造のグリップに依るところも大きいということだろう。
なかなかやるな、フォルクル。

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