クリスマスとか、デュアルコイルSPT300インプレとか。


まだまだこれから。
すべきこと、しなければいけないことはたくさんあります。
忘れないこと、続けることです。
がんばろう日本!

上野動物園のおみやげ。

9歳児が行ってきたらしい。
休日、ワタクシも妻も仕事、兄は部活。
ひとり取り残された9歳児を友達の家にお願いし、
動物園に連れていってもらったというわけ。
ゴメンなって感じで心が痛んでいたのだけど、
おみやげでちょっと救われた。

その9歳児との会話。

  「クリスマス、サンタさんに何お願いするの?」

  「シャチホコ!」

  「シャチホコ?本物の?」

  「そう、あのお城についてるやつ」

  「大きくて枕もとに置けないんじゃないの」

  「大丈夫。ベッドの横に置いてもらうから」

  「いや、でもシャチホコはちょっとなぁ…。他に何か無いの?」

  「じゃぁ、扇子100本!」

  「・・・」

もう意味不明というか対応しきれない。
今年、彼の元にはサンタは来ないかもな。

さて、新製品ラケットである。

ブリヂストン・DUAL COIL SPT300

■フェイス:100平方インチ
■ラケット長:27inch
■バランスポイント:315mm
■ウエイト:平均300g
■グリップサイズ:2,3
■ストリングパターン:16x19
■適正テンション:52±5
■フレーム厚:23-26-22mm
■価格:33,600円

ブリヂストンのデュアルコイルシリーズが、
SPT武装をして生まれ変わった。

SPTとは・・・

ということである。(手抜き)

ポイントはフレーム各部に搭載されたセプトンという素材。
セプトンとは、ゴムとプラスチックの良い部分を併せ持った
振動吸収性に優れた素材である。

シャフト部にもセプトン。(赤いとこね)

フレームサイド、ブリッヂ部のグロメットにもセプトンが使われている。

極めつけは、グリップのユニットそのものがセプトンで出来ているのだ。

ということで、ヨネックスのEZONEといい、
HEADのインスティンクトといい、
最近は振動吸収性の良いモデルが増えてきたように思う。
そして振動吸収を謳いながら、入門モデルのみではなく、
シリアステニス対応モデルも揃えてくるのが特徴。
このデュアルコイルも幅広くラインナップされている。

さて打ってみた。

まずは持ち重り感の無いことに驚く。
300gとは思えない操作性である。
バランスが315mmだから、
それほど極端なバランス設定ではないのだが、
取り回しの良さが際立っている。

打球感。
確かに振動は少ない。
かなりのレベルで振動がカットされている。

しかし感触は非常に心地よい。
ソフトながら、ボールの芯を打ち抜くような感触もある。
この相反する二つの感触が見事にバランスを保っているところが、
今回のモデルの最大のウリなのだろう。
この味付けは絶妙である。

飛びは普通。
普通というのは、適度という意味である。
シリーズ中、この300が一番飛びが抑えられたモデルであることを思えば、
基本的には飛び系のモデルなのだろうと思う。

スピンは良く掛かるとのことだが、個人的にはまあ普通。
ソフトな当たりながら、ストリングが引っ掛かってくれる感触もあるので、
スピン量の調節もしやすいと思う。
フレームがエアロシェイプではなく若干厚めなので、
フレームショットの不安もあるが、それはワタクシの腕の問題だ。

基本的には癖の無い使いやすいラケットだと思う。
振動吸収性が良すぎる故に、
ガツンとした打球感が欲しい方には向かないかもしれないが、
そういう方にはX-BLADEが良いだろう。

有り余るパワーは持っていないが、しっかり振り切ってプレーをしたい。
機を見て攻撃を仕掛けられるオールラウンドなラケットが欲しい。
でも、手首や肘に負担を掛けたくない。
そんな方にオススメの1本だろうか。

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP