そろそろとか、準備未完了とか。

週末、近所の釣り仲間からメール。

 「そろそろシーバス、入ってきますよ、たぶん」

確かに冬の間は、パタッと釣れなくなるシーバスが
もうすぐ釣れはじめる頃ではある。
しかし、メールの当人も釣っているわけではないので、
釣り人特有のポジティブな思い込みである。

釣り場に行くまで、釣り人の頭の中には、
爆釣(バクチョウ・爆発的に釣れること)のイメージしかない。
そして、実際に釣りはじめて、「あれ?こんなはずでは・・・」と
少しずつ現実に引き戻されていくものなのだ。

で、ワタクシも当然、「もうそろそろバコバコに釣れる頃だ」
とあらぬ妄想を抱いてしまう。
今まで、そんな経験、ほとんど無いくせにである。

とにかく、他の釣り人に出遅れちゃいけないと、
今週末はなんとか浜に襲撃したいと思っていたのだが、
前日夜、ちょっとした会合で遅くなって、
手入れをしていなかった釣具の準備が出来なかった。
Dsc_2491

ライン(釣り糸)も巻き換えていないし、ルアーも揃っていない。
加えて、若干二日酔い気味というのもあり、結局釣りには行けなかった。

こういう日に限って、仲間からメール。
「いつものポイントでゲット。70cm 3kgです」
Seabass1103

自分が行けなかった日は、
「やっぱりダメでした」という報告を聞いて、
「だよね~。厳しいね」とほくそ笑むのが、
これまた釣り人の習性なのだ。

行けなかった日に、「こんな釣れたぜ~!」という報告は
「ガ~ン!やっぱり行けば良かったぁ」と、正直面白くない。

しかし、もう70cmクラスが入ってきたのか。
シーズンインだな。
来週は行けるかな。
道具、準備しておかなければ。

そんな海釣り事情だが、バスフィッシングのほうも
そろそろシーズンインである。

ところが、こちらも、まったく準備が進んでいない。
まずは、ラインを巻き換えなければ。
Dsc_2494

釣り糸は、テニスのストリングと同じくナイロン製なので、
紫外線や水分で劣化する。
ストリングのように強いテンションが掛かっているわけではないが、
何度も伸びたり巻かれたりしながら水に浸かっているので、
やはり劣化は激しい。

弱った釣り糸は切れやすくなる。
トーナメント中、ようやく掛けた魚をラインブレークで
逃してしまっては泣くに泣けない。

常にベストなコンディションを保ち、不安要素を取り除くために
数回の使用で巻きかえるのが理想なのである。

と、ラインのストックを見たら、すっかり無くなっていた。
Dsc_2493

復帰前にストックしておいた分は、
昨シーズンで使い切ってしまったらしい。
気づかなかった。
これも買いに行かなきゃ。

果たして、トーナメント初戦に間に合うのだろうか。
ピッチ上げて準備しなければ。
ちょっと焦り気味である。

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