火曜日、これで3日連続有明である。
この日は、(社)日本プロテニス協会コンベンション2日目。
ゲイブ・ハラミロ氏によるオンコートセミナーだ。
オンコートってことで、テニスが出来るかもと
勇んでテニスウェアで参加したのだが、
まったくボールを打つことは出来なかった。
中央がハラミロ氏。
左は通訳の金子さん、金子秀樹プロのお姉さまだそうだ。
右はハラミロ氏の奥様。
すべてのグランドスラムに出場してた元プロ選手。
セミナーは、ジュニア選手をモデルにドリルの紹介や留意点、
またコーチングにおける注意事項や技術解説など、多岐に渡った。
ワタクシが海外のコーチに持っていた先入観を覆すほど
技術的にも細かなアドバイスを積み上げていく。
簡単に「Good!」という掛け声だけで流さないこと、
問題点は、その場その場で指摘することなど、
勉強になる部分がたくさんあった。
プロテニス協会コンベンション全日程終了。
またまたウチのボスの挨拶で締め。
お疲れ様でした。
楽天オープン会場方面に歩いていくと、練習コートに人だかりが。
ナダルが練習しているらしい。
コートサイドは立錐の余地も無く、何も見えない。
何とか垣根越しに1枚。
至近距離で聞いた打球音は、この世のものとは思えなかった。
ナダルに後ろ髪を引かれつつ、また駅の反対側へ。
最後に、プロテニス協会全国地区長会議があるのだ。
ああ、錦織圭の試合がはじまってしまうのに。
会議は全国各地域の動向活動報告や事業計画など、
2時間ほど続いた。
ワタクシ、この日、3時半に起きたのと、昼食直後ということで
夢の世界と戦うのが大変だった。
たぶん、H部会長にはバレていただろう。
申し訳ありませんでした。
会議終了。
どうやら錦織圭の試合は終わってしまい、
ナダルの試合がはじまったらしい。
特にチケットを用意していなかったので、
コロシアムには入らず、メーカーさんのブースへ。
担当のS田さんがいた。
「Maltさん、錦織圭観ました?」
「いや、今来たんで」
「ナダルやってますよ」
「チケット持っていないから・・・」
「ありますよ。あ、もう無いかな・・・」
「いいよ、いいよ」
「ちょっと待ってください。ウイルソンからもらってきます」
・・・って、他社じゃんか。(笑)
結局、ブリヂストンS田さんが入場の段取りをしてくれた。
ありがとうございます。
コロシアムに入ると、
平日では今までに観たことの無いような観客数。
ロディック~錦織~ナダル~ツォンガが続く
スーパーチューズデイだもんね。
試合は6-4・6-4でナダル。
サイン&写真目当ての観客で埋め尽くされる通路。
やっぱり世界No1だけある。
で、この日、嬉しいニュースが。
ジュニアデビスカップで日本チームが優勝したのだ。
錦織選手の時でも5位。
優勝は初めてのことだそうだ。
おめでとう!
日本の未来は明るいぜよ!
最終マッチのツォンガ戦。
この観客の引き具合はなんだ?
ちょっとかわいそう。
と言いつつ、ワタクシもオフィスで待っている
大量の仕事の元へ戻ることにした。
広場中央のコロナビールのブースの明かりが
「一杯やってけよ」と呼んでいるように見えたが、
ノンアルコールで帰ったのだった。
でも、ナダル観れて良かったな。
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