ついにアイツが

アイツは突然やってきた。

休日の夕方、次男(7歳)が、「なんだかクラクラするよ~」と。
熱を測ってみたら、37,9℃。
そして、あっという間に39℃。

当然、疑われるのは新型インフルエンザ。
近所の仲間たちから続々と寄せられる感染情報や
学級閉鎖もなんのその、手洗い・うがいも欠かさず、
何とかここまで凌いできたが、ついに来たか?

発熱直後に検査しても陽性陰性の反応は出ないということで、
朝まで様子を見て、次の日に病院に行くことに。

次の朝、長男(10歳)が、「頭がクラクラする~」と起きてきた。
熱を測ったら、38℃。
あれだけ兄弟でじゃれあっていれば、感染しないわけがない。

社内のインフルエンザ対策では、家族が発熱して
インフルエンザが疑われる場合は、報告することになっている。
ワタクシにだ。(苦笑)

ということで、自分に報告して終わり・・・・・のわけがない。
規定では本人に症状が無ければ、出社停止とはならないが、
ワタクシもすでに感染している可能性が濃厚。
社内に広げないように、出社はせずに自宅で仕事をすることにした。

病院での検査の結果はマイナスだった。
しかし、感染していてもプラス反応が出ない場合もあるらしく、
周囲の状況や症状から、新型インフルエンザであるとの診断となった。
これで一週間は学校に行けなくなってしまった。
さあ、困った。

駄目押しに、病院から帰ってきた妻も発熱。
「私も掛かったかも」だって。

倒れこむ家族たち。
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無事なのはワタクシひとりだ。

感染・発症の恐怖におびえながら、
ワタクシが面倒をみなければいけないのか。

前日に観たTVドラマ、「JIN」がオーバーラップする。
江戸時代にタイムスリップした医者が、コレラ患者を隔離して、
感染のリスクと戦いながら、ひとりで治療にあたるという話だった。
まさに今の自分は、主人公を演じる大沢たかお状態である。

  注:そんなにカッコいいのものではない。
     というか、そんなことを考えている時点で余裕ありだ。

妻が病院に行き直す。
インフルエンザかどうかが確定しないと、仕事を休めないからだ。
ところが残念(?)なことに、反応はマイナス。
症状からはインフルエンザも疑われるが、最終診断はマイナス。
熱が下がり次第、仕事に行かなければいけない。
すなわちそれは、子供たちの面倒はワタクシがみるということを意味する。

まあ、感染リスクが無くなるまでは、
休みを取って自宅で仕事をするつもりなので、
それはそれで良いのだが、次なる心配は自分の発症と、
タミフル服用による、子供たちの異常行動だ。
とにかく、数日間は綱渡り状態だ。

結果として、ワタクシは発症しなかった。
子供たちも一日で解熱した。
思ったよりは軽い症状で済んで良かった。

熱も下がり、パワーが回復した子供たち。
外へも出られず、行き場の無い(バカな)若さは
兄弟ゲンカへと向けられる。

そんなに元気なら学校行けよと思うのだが、
医者の診断による登校許可証がなければ登校できないのだ。
違った意味での困った状況である。

まあ、元気なのがいちばんだと思うことにしよう。

#セミナーだゴルフコンペだと休んでるから、
  もう有給休暇残って無いかも。
  どうしよう・・・・

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